5.0
名作中の名作
異世界ラブロマン❤️爆発事故をきっかけに異世界へ来てしまったノリコ、普通の女の子なのに彼女は、目覚めと呼ばれるモノだった。自分を魔物に変える目覚めを消したかった渡り戦士のイザーク、まさか目覚めが、女の子だと思ってもいなかった。そしてこの世界は、なにか不気味なものに覆われて悪しきもののさばっていた。旅をしながら、ドキドキワクワク、もうだいぶ昔の作品なのに、何回読んでも面白い。
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異世界ラブロマン❤️爆発事故をきっかけに異世界へ来てしまったノリコ、普通の女の子なのに彼女は、目覚めと呼ばれるモノだった。自分を魔物に変える目覚めを消したかった渡り戦士のイザーク、まさか目覚めが、女の子だと思ってもいなかった。そしてこの世界は、なにか不気味なものに覆われて悪しきもののさばっていた。旅をしながら、ドキドキワクワク、もうだいぶ昔の作品なのに、何回読んでも面白い。
子供のころに単行本を何冊か買って読んでいた、大好きな作品。また電子で最後まで読むと、こんな深い内容だったんだ、、、と、何回も読み返してます。
ひかわ先生自体が不思議なものを見たり、色々思い巡らすことがあるからなのか、ストーリーはノリコが異世界に突然移り、そこで出会ったイザークとの壮大な冒険が繰り広げられるんですが。
時々ハッとさせられるような大事なメッセージがけっこうちりばめられていて。
特に話が佳境に入ったあたりでイザークが天上鬼であることへの不安が描かれていたり、自分の心の状態と向き合い出した辺りから、より深くなっていきます。
ノリコとイザーク、ふたりの愛が少しずつ深まっていって、最初あんなに無愛想だったイザークがノリコに拒絶された時にちゃんと追いかけて行って「好きだ」って言えた時はめちゃ嬉しかった、、、
ノリコは最初からけっこう素直だったけど、イザークの変化はすごくて。ノリコへの過保護ぶりとかを指摘されてるシーンを見てから昔に遡ると実はけっこう前からそうだったりとか、読み返す面白さがそういうところにもあったりします。
最後の聖地でのノリコの覚醒してからの活躍ぶりもすごいし、映画化されないのかなぁと思うような、ナウシカにも負けないすごいストーリーです。
バラゴとか最初は敵役だった人たちの変化もいっぱい見れるし灰鳥一族の3人の話とかも地味に好きです。少女マンガにありがちな、登場人物が似たり寄ったりとか全然無いのもすごいし、ガーヤとかバラゴ、ドロスみたいな見た目的にも個性的なキャラも好きになってしまいます。
書き出したらキリがないくらい好きな要素がつまりまくりです。
もう、何度読み返したか分からない位、本当に大好きな作品です。
とにかくヒロインとヒーローが、スゴく良いの。
ヒロインは、ちょっと頼りない感じの、可愛い普通の女子高生だけど、
とても善良で、何にでも誰にでも一生懸命で、か弱いのに芯が強い。
ヒーローは、本当に“ヒーロー”で、超人的強さを持っているけど、
実はとても繊細で優しくて孤独。でもって、色々ギャップのある人。
寡黙だけどオチャメだったり、あっさりしている様で根に持ってたり。(笑)
この二人が出逢う所から、物語がグングン進んでいくんですが、
二人で旅をしながら、行く先々で色んな人と出会い、色んな危険に立ち向かい、
離れたり、また戻ったり、一緒に戦ったり、離れ離れにされたり…
ジェットコースターのように山あり谷ありの冒険活劇であり、
しっかり恋愛も家族愛も友情もあって、展開もテンポよく、
スピード感もあって、最後までずうーっとドキドキしながら楽しめます!!
本当にスゴくスゴくオススメの作品です!!!
ストーリーもアクションシーンもすごいです。少女漫画の域を超えてます。ストーリー展開が深みがあって引き込まれていきます。次が気になってあっという間に全話制覇してしまった。ひかわ先生の作品はちづみと藤臣くんのシリーズしか知らなくて、そのあと少女漫画を卒業してしまったのでこの作品の存在は今の今まで存じ上げておりませんでしたが、ちょっとびっくりしております。素敵な作品に出会えて嬉しいです。
昔、ドハマリして全巻購入はもちろん、連載を今か今かと心待ちにしていたのを思い出します。タイトルを見て、大好きだった動物キャラ=チモの名前がスルッと出てきた(笑)。
ストーリーもキャラもよく練られていて、ラストまで印象的だったのを今なお覚えています。甘ちゃんだったノリコやサバサバ目のイザークが心を通わせ成長していくストーリーは、少年漫画のようでもあり、少女向けの甘いラブストーリーでもあり。でも、しっかり芯のある作品です。
ここ最近はここまで練られていて、なおかつ、自分に子供がいたら読ませてあげたい!って言うくらいの大作には、なかなか巡り会えないなぁ、としみじみ。
レビューによると、もう紙版はないらしく?残念ですが、こうして今なお、読めるのはありがたい!文句なしの5★です。
1991年から2002年にかけて連載された異世界ファンタジー。
「天上鬼」のイザークと「目覚め」のノリコを待ち受ける数々の苦難。
人々の心の奥底にある平和を願いながらも抱える不安や悪意、嫉妬や妬みを増幅し吸収して巨大化する闇。
闇に呑み込まれるか、自分の内なる何かに目を向けられるか。
自分自身は何もできなくても、信じる力、ただ存在することの感謝が伝わって、世界のどこかで花が開くように。
長編ですが、中弛みなく緊張の連続で、最後まで目が離せません。
インターネット上の顔のない悪意、いろんな情報に踊らされ、戦争や争いが起こる今だからこそ読む作品だと思いました。
是非とも地上波でアニメ化して欲しいです!
突然、異世界の樹海に飛ばされてしまった女子高生の典子。そこで、彼女は美青年騎士イザークに出会う。
実は、イザークは世界に闇をもたらす天上鬼であり、自分を天上鬼に覚醒させる「目覚め」が降臨したと告げられ、その存在を消すために樹海に赴いたのだ。
まさか、天上鬼の目覚めが女の子だとは思わず、典子を保護し、一緒に旅をする。仲間も出来、助け合いながら旅を続け、イザークと典子は惹かれ合うが、イザークは典子こそ「目覚め」だと気付き、葛藤する。
「天上鬼」と「目覚め」を手に入れ、世界の覇権を握ろうと各国が画策する。
追っ手に典子が捕まった時、イザークは彼女を失うよりはと覚悟を決める。逆に、その時、自分が「目覚め」であることを知った典子はイザークと離れようとするが、彼の気持ちを知り、受け入れる。
LaLaの雑誌で読んでいました。大好きな作品でした。
無料分を読み始めたら止まらなくなり、課金して読破したけど、爽快感半端ない!!
リアルタイムで読む事ができなかったけど、これはもっと有名になってていい作品だと思う。今のゲーム尽くしの子供達に読ませてあげたい。
使命を持ってタイムスリップをしたごく普通の学生・典子と天上鬼と恐れられる怪物を内に秘めた青年・イザーク。出会いから全く先の見えない物語で惹き込まれて、二人に恋が芽生えてからのヤキモキするじれったさ、どんどん大きく強大になる敵の存在。これは読み終えるまで止まらない。読み終えたら心が浄化された気分。いい作品に出会えました!
ひかわきょうこさんの作品は
・主人公が苦境に立たされる
・ヒーローが助ける
・好き同士なのに心がなかなか通わない
・主人公がありえないくらいひたむき
・実は特別な能力もち
・ヒロインもヒーローもお互いに成長する
・待ち望んでいるのになかなかでてこないラブシーンだからこそ、出てきた時の感動がひとしお!
いやー。ひかわきょうこさんの作品は品があるし成長ものだし、いつ読んでもいつの時代も輝きを放っている。
たくさんたくさんよみたいです。
男性の顔もめちゃんこ好き。
そして絵がうまい。
そこも好きです。
この作者の漫画は女子はとても可愛らしく、男子は肩幅の広く背の高いがっしりした優男。
スクールライフ等、自分とも重なる部分が多い作品ばかりでした。
そこへいきなりアクションもの!
しかもキャラクター達のクオリティは今までのまま激しいアクションを展開している!
こんな可愛らしいキャラクターを描く人にはアクションは描けない!
と思っていた私には衝撃的な作品でした(ひかわ先生ごめんなさい)
日常からいきなり異世界に飛ばされた典子が自分の指名(運命)を知り、
最初は言葉の違いからうまくいかなかったイザークを受け入れ心を通わせる。
関わったすべての人々やイザークの魂まで救うほどの典子の強い意志。
ひかわ先生特有の可愛らしい女の子がこれほど力強く感じた事はありませんでした。
単行本も全巻持ってます♪
年代に関わらず楽しんで読める作品です(*^^*)