みんなのレビューと感想「オメガ・メガエラ」（ネタバレ非表示）

今までにないオメガバース

オメガバースには正直、最近は辟易していたのですが、丸木戸さんの作品だからまぁ読んでみようかと思って読んでみたら、さすが丸木戸さんだけあって、新鮮な面白さ、感動、ワクワク感があります。
BL誌連載ではないからというのもあるのでしょうが、前々から気になっていたαの女性がメインキャラの一人だったり、できそこないα、Ωの妻どうしの序列争いなども興味深い。「αはΩからしか生まれない」という世界観がこの作品世界をよりドラマチックにしてますね。続きが楽しみです！
個人的な意見ですが、冒頭の性についての犀門の説明は、「まず♂♀があり、それぞれがαβΩに分かれる」でしたが、この作品世界はどちらかというと「まずαβΩがあり、それぞれが♂♀に分かれる」のほうが適していると思います。

めちゃめちゃ面白い‼

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紙コミック買いするか悩んでいた作品でしたが、電子で試し読みしてやっぱりダダハマリ！新しいオメガバース世界観ですね。
色っぽい恋愛オメガバースものはさんざん読んできたけど、こんなに深く社会性や科学的に掘り下げたものは初めてで、スゴく面白い‼
犀門の秘めた激情と野心が怖くもあり、カッコいいです。真宮も利発で基本的には良いコ。とうとう発情期が来てしまいこれからどうなる？ドキドキします。

復讐のオメガバース

拾った少年の顔つきが旦那様ににいていたことから、オメガなのにアルファだと偽り、跡取り息子だと嘘をついて潜り込む。自分のアルファのパートナーを取り戻すために…
子を産めない身体の主人公がアルファであるパートナーの気持ちを、地位をとりもどすため深みにはまっていく。周りを傷つけながら…
話としてとても面白い。ベタベタのオメガバースものとは少し違ってすき。

圧倒的な構成力と描写力

同漫画家さんの他作品もそうですが、本作品も描写と構成のクオリティに圧倒されます。
BLジャンルもオメガバース？ も詳しくないのですが、設定はそうだけれど直接的な性描写はなく、素直にお話に引き込まれています。オメガバース設定もドロドロしすぎるお話もあまり好きではないのですが、泥沼ではなく読み進めるほどにミステリ要素が重なってきている印象です。一コマ一コマの表情や言動が、後から「なるほど、だからこういう言動なのだなー！」というのが分かったりして、ミステリのカタルシスを楽しんでいます。
複数の登場人物の思惑が重なりつつお話は進み、どの台詞にも無駄がなく、この構成力はほんとうにすごいと思います。

続きが気になる〜

前に一度読んでやめていたのですが、今回10話まで無料になっていたので再度読み始めたら。あっという間に読んじゃいました！ポイント足りなくなって追加したのに、まだ完結してなかったのか〜！続きが気になる〜！！
この作家さんは絵が独特だけど、話はほんと面白いですよね。BLという括りではない気がしますが。

オメガバース世界線の昼ドラ

前に何度が告知で見てたのですが、まさかこんなに面白くなっていたとは…課金しまくって最新話まで読み切りました。
エロ描写は少ないのはBL商業誌じゃないからなのか…ただ、読み応えがあって面白い。
なんかオメガバース世界線の昼ドラ風で昼ドラの世界観が好きな私にはドンピシャ。
先が気になる。

差別が許せない気持ちになってくる

丸木戸マキって明治時代やレトロな雰囲気
描くのが上手く、ストーリーも面白く
今までと違うオメガバーズ作品
幸せになるかと思えばどん底になったり
お願い、主人公を救って！という気持ちに
この時代の抑制剤って副作用が酷い
ピルみたいな感じかな

苦手なジャンルですが、

これは、骨太なストーリーと、設定の面白さ、絵の美麗さで「読ませ」ます。
最初は、ちょっとレトロな描写が「？」と思ったのですが、第二次世界大戦辺りの時間軸だと思って読むと納得です。
これを読むと、他のオメガバースものが、チャチに感じてしまうなあと思います。

なんか

今まで読んできたΩの話とは一風変わっていて、先が読めない感じがします。
メガエラという言葉も初めて聞いたし、間宮がどうなって行くのか、気になります。
個人的には伊織が1番良い人なのでは？と途中まで読んで思っています。

興味深い

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設定がややこしくて(それはそれとしてなぜ男が子を産めるのかっていう)頭が納得するのにちょっとかかるけど面白いです。先が楽しみ!