4.0
テンポ感が独特
なんとも言えない人間間の距離というか、
自分の気持ちを守り、相手の心も傷つけない。
それを学び実践するには人と「かかわる」しかない事を淡々と、キャラクター毎のテンポ感で描いている秀作です。
ドラマ化されますね。
垣ちゃんがどんな表情で演技してくれるのか、
そこに愛はあるのか、見せて頂きたいと思います。
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なんとも言えない人間間の距離というか、
自分の気持ちを守り、相手の心も傷つけない。
それを学び実践するには人と「かかわる」しかない事を淡々と、キャラクター毎のテンポ感で描いている秀作です。
ドラマ化されますね。
垣ちゃんがどんな表情で演技してくれるのか、
そこに愛はあるのか、見せて頂きたいと思います。
もともと作家さんのファンで読みました。
大人も子供もそれぞれ1人の人間で、事情も悩みも不安も苛立ちもある。
家族になるって簡単じゃないですよね。
突然親を無くした15才の名を引き取った独身子なしの女性漫画家とその生活ぶりのお話。会話も取り止めもないし、絵柄がとにかく流れるような軽さで書き込みがそこそこの作品なのであまりキャラクターの年齢差などは感じません。自分のことや料理も自分でやる姪っ子の方が人としてしっかりしてるかなと思う。しかし働きながら若い人1人養うおばさんの逞しさも感じる作品
なんかなんだか読み進めてしまう物語。不器用だけど言葉の選び方がすごく刺さるというか。無料なの嬉しい。続き読みたいです。
小説家の高代槙生は不仲だった姉の急死により一人娘の朝と一緒に暮らす事に。
人とずっと一緒にいるという事が苦痛でしかない槙生ですが、朝に対する態度には思い遣りが…
病院で会った朝に温かい食べ物をと気遣う心に槙生の優しさが表れていると思いました。
朝に対して朝の欲しい言葉を言ってあげるのではなく、一見突き放している様な槙生の言葉も朝に誠実でこんな風に言葉をかけてあげられる人になりたいと思います。
序盤は槙生の事を悪く言う祖母、槙生の欠点に対して無遠慮な事を言う朝、勝手に学校に連絡し口を出してくるエミリの母親にいらっとしましたが、それぞれの立場が丁寧に描かれていてあの時はこういう気持ちだったのねと思い直しました。
朝はお姉さんに愛されて守られて育ってきたから無垢だし遠慮のない未熟な子供でしたが、両親の死を時間をかけて受け入れ、成長していく様が見事に描かれていました。
ラストの朝に宛てた夜明けは朝への愛情に溢れていて感動しました!
素晴らしい作品に出会えて幸せでした!
このところこのサイトで、海外の作品とかも見るのだけど、気が付いたことが・・・。素人ながらに、コマワリとかいうのかな、展開が分かりやすいし枚数少なくても自然。日本の作品が高く評価されることが良く分かる。恋愛・ファンタジーがあふれてる中で、秀逸。
不思議な組み合わせだと思ってたら姪だったのね。嫌いな姉のこどもだけど15歳だからと引き取るところかっこよかった✨どうどうとしてて。私の立場だったらできるかなと思ってしまった
完結したので一気読みしました。
作者はもともとすごく素敵なBL作家の先生ですけど
いろんな人や人間関係が出てきて面白いです。
家族や思春期のトラウマが出てきて読みごたえありました。
傷つけられたくなくて人との距離をとっている小説家。どんな小説家さんにも疑問におもうのは何処からお話しを落としてくるのかな?とくにこの主人公は人間の小説をどこからインスピレーションがくるのだろう?と。平凡な読者の感想です。
この作者さんの絵が好きです。
単なる血縁関係者の同居話ではなく、ともに生活する中で、それぞれの人生を生きる、それぞれの人生を大切にするという内容だなあとおもいました。