5.0
まって
すごくジワる作品を見つけた!
嬉しい!名作の予感!
すみません、まだ無料分しか読んでないけどたまらずレビューしました!
心の機微の表現と言い回しが絶妙です。
親と妹の死にそれぞれ簡単に悲しめないのは複雑で様々な感情があるからですね。それをこの調子で描いていってくれるとしたら最後まで見届けないわけにいかないです!
ハッキリ言って無料につられて読み始めたけど、こんな名作に出会えて本当に嬉しい限りです。運営さんありがとう!
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すごくジワる作品を見つけた!
嬉しい!名作の予感!
すみません、まだ無料分しか読んでないけどたまらずレビューしました!
心の機微の表現と言い回しが絶妙です。
親と妹の死にそれぞれ簡単に悲しめないのは複雑で様々な感情があるからですね。それをこの調子で描いていってくれるとしたら最後まで見届けないわけにいかないです!
ハッキリ言って無料につられて読み始めたけど、こんな名作に出会えて本当に嬉しい限りです。運営さんありがとう!
とても綺麗な話だなと思いました。
色々なものを見て、感じて、受け入れて。時々目を逸らして、でもいつかは考えて、生きている。日常を蔑ろにしないで、丁寧に。
それは生活という意味より、人として生きるという意味で。
きちんと、生きている人たちの話だと感じました。夜更けに思索の森に入るような物語。おススメです。
2人の日常生活が淡々と書かれている中で、ここ感動する所でしょ〜と押し付けがましい所がないのが良い。
姉と不仲だった故に、朝の事を愛せないかもしれいと槇生は言っているけど
親戚を盥回しになる事なく朝を引き取った時点でそれは一種の愛だと思う。
優しい言葉をかける事だけが愛じゃない。
思春期真っ只中の高1女子と暮らすのは、きっと実の親でも大変な事。
自分以外の人間と暮らすのが苦手な槇生だから朝に伝えられる事があり
逆に、槇生をよく知らない朝だから槇生に話せる事がある。
この次どうなるの〜と思わせぶりな展開があるわけでは無いのに、次が話が読みたくなる作品だ。
不器用な女性が、勢いで姪を引き取って共同生活をする話…と聞くと何てことないのですが、一度読み始めると続きが気になって止まりませんでした。
小説家という職業柄、自己の世界を確立している槙生に対して、多感な15歳の朝は、苛立ち、迷い、揺れ動きます。
その対立かと思いきや、槙生のほうも朝の遠慮のない言動や、未成年を庇護するという初の経験を通じて、構築したと思っていた自分の殻ががらがらと崩れていき、不仲だった姉や別れた恋人との関係性をも見直すことになります。
そればかりか、その姉や恋人など彼女ら二人を取り巻く人々それぞれに苦悩があり、裏面があり、秘密があるのをチラ見せされながら進むため、この人間関係がどうなるのか、下世話な興味もあって読み進めてしまうのですが、決してドロドロした感じはありません。
むしろ人間同士のつながりの繊細さが印象に残ります。
今まで読んだことないタイプの作品(絵もストーリーも)でした。
姉が亡くなって姪を引き取ったところからお話が始まります。
マキちゃんのハッキリ言うことは言う(姉がきらいだったとか)感じが全然イヤではなく、
姪の朝ちゃんもとても素直というか真っすぐな感じが気持ちがいいと思いました。
マキちゃんの友人や元カレとの感じもいい感じの付き合いで、
マウンティングみたいなことや、マイナスな感情なものがなくて読んでいて疲れません。
映画化の広告をみて、久しぶりに読みたくなってきました。
突然の事故で両親を亡くした朝と、朝を勢いで引き取ることになった叔母の槙生ちゃんの物語。
小説家である槙生ちゃんの紡ぐ言葉が独特。
設定から、もっとどろどろした話になるのかなと思いきや、穏やかで静かで、ひたすら引き込まれる作品。やっぱり名作だなーと思いながら、読み返しています。
年齢、生活環境、価値観、なにもかもが異なる2人がひとつ屋根で暮らしています。
決して仲が悪いわけではないが、ところどころで理解しあえない。
それでも相手を尊重して違いを認め合うことで、ふたりは繋がっていける。
「あなたの感情はあなたのもの、私の感情は私のもの」
というような(ちょっとセリフは違うけど)少し冷たいようなマキちゃんですが、相手の形を自分に合うように変えるんじゃなく、そのままの朝を認める純粋で誠実な考え方だと思いました。
漫画なのに小説を読んでいるような、淡々と静かな気持ちになれる作品。両親を事故で一気に失った女子高生・朝と、朝を引き取ることになった小説家・槙生のふたり暮らしは、ふたりの性格や感覚の違いから衝突もしばしば。でもその中で次第に他人を学んでいく、あるいは自分を見つめていくふたり。ただひたすら読み進めたくなる作品です。
最初は絵柄とタイトルに惹かれて読み始めました。
どっぷりと世界にハマったときには朝と同じように苦しみ、まきおさんと同じように悩みました。
いつだって懸命に悩む朝に、いつだって凛と立つまきおさんに励まされるような、共感できるような不思議な感覚で読んでいました。
完結まで読めて本当によかった。
気持ちを言葉にすること、真っ直ぐじゃなくても記すこと、それが少しずつ糧になるような気がしています。
ありがとうございました。
実姉夫婦が不慮の事故に遇い、たらい回しになりそうになった姪っこを引き取って暮らす話。私には姉妹ともいないから同性が兄弟がどういうものかわからないのだけど、よほど過去にお姉さんから傷つくことを言われたのか、いつも威圧的な態度だったのか、これから明かされるのかな?肉親だから拗らせると根深いものがありそう。そのために、どうしても姪の後ろに姉がちらつく苦しみ。これからが気になります。