5.0
こうの史代先生の作品は、アニメ化されたこの世界の片隅にがものすごく有名だけれど、私はそれがアニメ化される前にこの漫画に先に出会って、身を打ちのめされる衝撃だった
日常からあの日のことを思い出しては苦しむ主人公
草が手のように描写されるシーン、そして最期の台詞だけのコマ達は幼心に印象強く残った
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こうの史代先生の作品は、アニメ化されたこの世界の片隅にがものすごく有名だけれど、私はそれがアニメ化される前にこの漫画に先に出会って、身を打ちのめされる衝撃だった
日常からあの日のことを思い出しては苦しむ主人公
草が手のように描写されるシーン、そして最期の台詞だけのコマ達は幼心に印象強く残った
優しいタッチの絵が、戦争を余計に悲しく辛くさせている。街並みも、できる限り再現しているとのこと。テレビドラマも観ました。良作です。
戦争後に強くたくましく生きていくそんな話だと思っていたのですが、現実は非情で辛い話だなと思った。戦争は二度とあってはならないと思います。
被爆してしまった少女のその後が描かれています。苦しいけど見逃せない。絵が優しくぬくもりのある描写だから救われます。何回も読み返したくなりますし、なるほど!ってなります。
絵も素晴らしいし、日常のほっこりした描写と現実のギャップのコントラストで読み応えがありました。
海外の人にも、現代の人にもたくさんの人に見てほしい作品です。
76年前に終戦を迎えた今現在も尚、戦争の傷跡や原爆症の後遺症に悩まされている方もいらっしゃいます。
終戦を迎えたからとの理由で綺麗に片付いてしまう程そんな生温いものではありません。
戦争を体験された方の平均年齢は80歳以上、
何時の日か戦争を体験された方のいない未来が
必ずしも訪れます。
76年前の事実を風化させない事が私達に出来る最低限の使命です。
理想論でしかありませんが、人道的ではない残酷な核兵器や戦争が全ての国からなくなり、何処の国にも平和が訪れます様に。
1人でも多くの方に「この世界の片隅に」という素晴らしい作品に出会えます様に。
広島原爆のその後を描いた作品。放射能による後世への影響など、戦争が終わって何年もたっていても まだ終わらない事実があることを忘れてはならないと思いました。
素敵な作品です。この作者先生の作品は、とてもホンワカ描かれていながら、内容がとても濃く、考えさせられるものばかりです。
涙が出てくるから。一気に読ませて頂きました。「この世界の片隅に」は、滝田ゆう先生譲りの飄々とした中に静か訴える作品。本作はもっとストレートに訴える作品。どちらも真摯で熱い内容だと思うのです。
たくさんの人々に読んでほしいです。日本だけでなくアメリカや核開発を続けるすべての国の人々に。そしてこの悲しみから得た教訓をもっと広め、深めていくべきだと思います。