【ネタバレあり】葬儀屋事件簿のレビューと感想

葬儀屋探偵、ということばが浮かんだ。

アナウンサー志望でことごとく受からなかった女性がアルバイトで採用されたのが、葬儀屋だった。葬儀屋の中でも、変死体を主に扱う、なぜなら、社長は元刑事だったから、、。

人の生き死には避けられないものだが、なかなか事故死などの不自然な死について、普通に生きていて知ることはできない。

この作者の作品が好きだから読んだのがきっかけではあるが、クールな社長の雰囲気とさらっとした終わり方が私は好きだ。

アルバイト女性、田中さんの素人らしい感覚や発言も、良い意味の抜け感があり、重苦しさがない。他の作品で見た作者の雰囲気が、アルバイト田中さんの発言にも現れているようで、良い軽さとなっている気がする。

全体的な印象としては、可もなく不可もなし、という感じの作品です。

元エリート刑事が社長の葬儀屋に、アナウンサー志望だった主人公が、結婚式場と勘違いしてアルバイトの面接を受けに来ます。

そこは警察署との繋がりがあり、事件性のある変死体の葬儀が大半を占めている、という変わった葬儀屋で、そのご遺体絡みの事件解決に乗り出すパターンです。

この作者さんの斎さんシリーズが大好きでしたが、こちらは特に霊能力で事件を解決するような作品でもなく、一つ一つのストーリーも特色がない感じです。

この作者さんの作品が好きで一気に読みました。物語が3～4話ずつ違う話になっていてサクサク読めて面白いです。葬儀屋の元警視の社長と、主人公の掛け合い漫才のような？やり取りも面白かったです。続話、出てほしいです。

葬儀場に勤めて五年
転職しましたが、また違う葬儀場に入りました

んーー
タイトルに興味があって読んでみましたが、面白いかなぁ...
病院からご遺体を運び出す時、業界用語で下げるって言うんですか？
普通に搬送って言ってましたけど

わりと好き

主人公の名前はちょー単純なのに周りの人は豪華な名前は何でだろう( ˊᵕˋ ;)探偵モノとかは事件多すぎやろって思うけど葬儀屋の事件解決は元々 仏さんあって話なので変にツッこまなくていい。

葬儀屋

これは面白かった！就職がうまくいかなかった主人公が葬儀屋に勤める話。色んな訳ありのご遺体ばかり運ばれてきます。社長もかっこいい。

小林薫さんの作品はリアルなストーリーが主体となるものが多く、こちらもしかり。事実にへぇ、そうなんだと思いながら読みつつ、時々あるオチにも笑えます。

元刑事が葬儀やの社長さんになって、アナウンサー志望だった人を雇って…。なんで、この人雇ったんだろ？？

よくあるダメダメ女の子がスーパーなんでもできてしまう男の人と一緒に働いているうちに恋心を抱き始める、的なストーリーです。でも葬儀屋さんという視点なのが面白いと思います。

びっくり

アナウンサー志望を主人公の女の人は下げすぎたのかな？っと思ったんだけど、どこに志望を出してどんな会社かもわからず面接するとか凄