2.0
タイトル負けかな?
出だしから?です。まず、同棲相手の「自分探し」について、里菜は「待つ」ことにしたけれど、そこんとこ、ちゃんと話し合ったの?と、スタートからあやふや。なもんだから、イタミ先生の担当になった経緯も、「え?そんな感じで、担当決まっちゃうの?」で、作者さん、本当に出版業界のこと知ってるのかな?(漫画家さんだから知ってるよね)
おまけに里菜は、ただイタミ先生にくっついているだけで、担当さんらしい「仕事」をしているようには見えないし、作家志望の相手に独断でコンタクトをとるなどフライングをするしだし、とにかく、いろいろ読んでいて、話の筋とは別の意味で「はらはら」する展開です。一生懸命なんだろうけれど、何気に無能さばかりに目がいく描かれ方で、本当に何の「専属担当」?と誤解されそう…。タイトルを意味深にしたせいで、女性漫画としての方向性を見失っちゃったかもです。
というわけで、最後までのめり込んで読むという感覚を味わえず、ハッピーエンドだけれど、「そっか〜ぁ」という感じです、今は…。
- 1