【ネタバレあり】ミステリと言う勿れのレビューと感想（8ページ目）

整くんの言葉に考えさせられる

整くんは人が当たり前に思っていることを違う視点から見ることができる人です。
その中で私が感銘を受けた言葉「どうしていじめられてる方が逃げなきゃならないんでしょう…病んでたり、迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのはいじめてる方なのに」
ハッとさせられました。この言葉に執着するのもまた問題が起こるわけですが。
その角度で物事を見ることを知らなかった身としては、全ての事柄に関して違う視点で見ようと思えた一言でした。それからというもの、整くんの発言が気になり、漫画にも夢中になりました。実写版の整くんもステキですね。
これからの整くんの名言にも注目したいです。自叙伝とか出してくれないかなぁ笑

すごく奥が深い

洞察力が鋭くて、謎を理論的に解いていく、でも、人としての温かみが深い、主人公はとっても興味深い人がらです。
ごみ袋を収集場所に出すことで、手伝っている、と自信を持って言う人に、ごみ捨てとは家中のゴミ箱からゴミを集めてゴミ袋をセットして、分別して、まとめて、ゴミ袋を縛っておくことも含めてごみ捨てだ。と、淡々と話す主人公に、大きく頷く人は多いはず。

最初から面白いです

始まりから、展開が面白かったので読んでみましたが、読めば読むほど面白いです。
整くんの思考が自分と全く同じなので、尚更面白く思ってしまったのかもしれないです。
それに、ちょっとした豆知識も得られたりするのもお勧めのポイントですね。
いつの間にか昔から出来ていたコトワザと言うか、古い言葉は、自分も「絶対オッサンが都合良く決め付けたモノ」と思っていたので、何故か作者に共感を抱きましたね。全てではありませんが。ある一部のシキタリ等もそう思っています。
謎解きの展開が来るたび、例え話が出て来ます、そこがまた、面白さの一部とも言えますね。
その例え方が、うまいなーと毎回思います。
トンチ並にポンポン出て来る整くんの知識が、読者を妙に納得される所かと思います。
また、展開してくる謎のいずれも面白いですしね。
まだ途中ですが、この先も読んで行きたい作品でした。
是非色んな方に読んで貰いたいなと、お勧めします。

大人気ですね！

ドラマ化の次は映画化。大人気ですね。
整くんのキャラとか話し方も魅力的ですが、人間模様にも魅力があります。
どちらかといえば孤独を愛する、という感じだった整くんの元には、今や、三つ子ちゃんやらレンくん、そしてライカさんやら、整くんを好きな人々が集まり、賑やかになっています。
ただ、いつか終わりが来るのは悲しいですね。いつまでこの幸せが続くのか、そのとき整くんはどうなってしまうのか。
そんな不安も抱きながら、読み進めています。

とにかく続きが気になる

BASARAが好きで同じ作家さんだったので読み始めました。だいぶ系統の違う話ですがこういうのも好き。
僕は常々思うのですが。。。ってどれだけいつも何か自分に直接関係ないことでもよく考える人ってきっと世の中にはいるんですよね。出会ったことはないけど。
淡々とひたすら語るこの主人公のキャラクターも結構好きで、今無料分を毎日楽しみに読んでいます。
何かの事件の途中で切れてたら課金して読んでしまうと思います。
今28話のところで相続争いの話ですが登場人物が多すぎて読み返さないと私の頭の中には入ってこなそうです。。。

整くんの目の付け所は、探偵そのもの！

どの事件でも、整くんの目の付け所や頭の回転の良さに、圧倒されてます！そしてお話が実は途切れてないような。整くんの子どもの頃の記憶というか、彼がどうしてこんなに人のことをよく見ているのか、ひとつのことを深く考えるようになったのか、を読む人に考えさせるようになっているような…。まだ、これから読み進めていくのが楽しみです！ドラマ化する前からファンでしたのでやっぱりミステリーは楽しい！

ミステリーもの？推理もの？はよく2時間ドラマとか好きで良くみてますが、漫画で読んだのははじめてかなと思います。
ついつい、続きが気になってページを巡ってしまいますね。

整君のキャラも独特で面白いです。どんな場面でも冷静？でというか話脱線しまくりだけど、なぜか"へー！そうなんだ!"と感じてしまいます。そこがまたイイ！

話の内容もだけど、登場する個性的なキャラ達がどんなふうにに事件と向き合って行くのかが面白く、まだ少ししか読めてませんが続きが気になります。

心に染み入るストーリー

其々の事件のエンディングで明らかになる、犯行の動機と事件の結末、終着点が切なく哀しいお話ばかりです。
大切な誰かへの思いが犯行のトリガーになっている事件が多く、人の思いが理解できるお話が盛りだくさんです。
それでついつい読み進めてしまい、あっというまに時間が経ってしまうという、はまりやすいお話(^^;
主人公のととのう君の語る「常々思う事」が毎回意外性があって、それも視野を広げてくれます。
幅広い年代の方に支持されるお話だと思います。

しゃべり倒しながら真相に迫る新ジャンル

よく探偵が１人で語りながら事件を解決していく話がありますが、この作品は全然違う。まず主人公が事件を解決したいわけではなく、できれば他人と関わりたくない。なのに、他人より多くのものが見えていて、よく考えていて、よく気づくから、巻き込まれてしまう。そして、気づいたことなんかをべらべらしゃべっているうちに、真相に迫ってしまう。話す内容も奥が深く、気づけばハマってしまっています。

田村由美先生♡

すごく好きなので、今回また読ませていただいています。田村先生の作品は何回も何回も読んでしまいます。
ストーリー展開や登場人物の設定すべて抜かりなく完璧というか丁寧、特に登場人物…主要人物以外も全員、完璧なぐらいに無駄なく緻密に描かれる。田村先生の作品はどれもそうなんですが緻密さがすごい。今後はどう伏線を、回収されていくのか、、楽しみ。整くんのような小学校の先生って素敵だなぁ。ミステリーと言う勿れ（なかれ）。なんだろ。サスペンス？それも、言う勿れなんでしょうが。