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4.0
あっさりショコラは作者が好きなチョコ菓子の名前だと思いますが、内容もわりとあっさりしてます。
今時の高校生らしい、冷めた目をしたやる気のない男の子に、その子のバイト先の常連のOLの女性が恋をして告白するところから始まります。
この女性はその後の行動もわりと一貫して勇気があるように思いますが、ほのぼのしてて、のんびりした気分で読めます。
短編集なので気楽に読めるし、「キャベツの国から」は、すごいバカな話ですが楽しいです。
3
5.0
2話目、3話目は、比較的ビターなストーリーでした。
特に2話目『ヘビークラウド ノーレイン』はかなり重めの内容で
ゆえにラストをどう締めるかが難しいと思うのですが…
短編で、ここまで深く、かといって重くなりすぎないユーモアを混ぜながら
絶望と希望をしっかり描く、あのラスト…
いやぁ、さすがです。
彼らの一歩踏み出した、その先の未来を応援したくなる素敵な作品でした。
1
5.0
短編集で読みやすいです。
いくえみ作品は、いつも私の心を「揺らす」。その度合いが作品ごとに異なるけれども、「涙」と「揺れ」と闘わなくてはならない。ブローチもそんな作品であった。人の気持ちの移り変わりは誰も止められないし、AIにだって解析不可能だと思う。移ってしまった以上、どんなに引き止められても元には戻らない。だから恋愛って難しいし、歌になりマンガになるんだと思う。全世界の人々が共通でわかり合えるテーマが「恋愛」らしい。この物語は男の子目線からも描かれていて、そこがいい。
0
5.0
どの短編も面白かった！特にブローチは切ない…。男女の別れって、どっちも同時に好きじゃなくなることはなくて、どちらかに気が残ってることの方が絶対多いから、すごく切ないです。あとキャベツのお話もなんとも言えない面白さがありました。人が惹かれるのって色々な状況があるんだな～と思いました。タイトル作品もそう。とにかく読んでみてほしいです。
1
5.0
作者買いです。
高校生のころ？中学生のころ？
雑誌でよんで、ドキドキしながらページめくってました。なんでこんなに多すぎも少なすぎもしない見せ方でストーリーを見せられるんでしょう。私つくったら本当にくどくてダサい話の進め方になりそう。天才。かわいくて好きなお話です。あと主人公の女の子が私とそっくり。笑
0
5.0
短編「ブローチ」に号泣しました。切なくて、このお話が描ける先生の凄さに感謝すらします。
特に男の子の心情がたまりません。
リアルな展開も、続きがあるような生々しさも、余韻を残すのに一役買って、物語を増幅させます。
私の宝物です。
2
5.0
キャベツの国から'03が大好きです。
このくらいの年代の女子高生ってこんなんだよな〜というのが、タイトルからもわかって楽しい。
作者の方、漫画の中のキャラよりもだいぶ上のご年齢なのに、話し方とか服装のゆるーい感じとか絶妙で本当にすごい。
くせになります
0
4.0
好きな作家さんです
いくえみりょう先生の作品はひととおり読んでます！！！
題名どおりアッサリした今時男子のお話です
はた目にアッサリしすぎて何を考えてるのかわかんない意味わかんない男子の心情までなんでわかるんでしょうか？？？
0
4.0
ブローチ
動物は察する事ができるから
切ない...
多分、行くとこないんじゃないかな
でも、きっと、誰かが気づいてくれて、ブローチもその人のところへ行くのかな？
だといいな
ブローチは10年そのもの
そして、これからの2人
0
4.0
1？年前にいくえみ先生のマンガにハマりよく読んでいた作品の一つです。
ただ…どんな内容だったか忘れてしまいました…
かの人や月と清く柔く以外売ってしまったので
失敗したー！後悔です。
久しぶりに色々また読みたくなりました。
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