4.0
人間の醜さ
やっぱり良かったです。絵も内容も引き込まれるもので次から次へと読み進めてしまい、何度も読み返しました。
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やっぱり良かったです。絵も内容も引き込まれるもので次から次へと読み進めてしまい、何度も読み返しました。
伊藤潤二の本は好きなので、これも読んでみたが、やはり面白い、この人はやはりすごいなぁと思う
やっぱり一番怖いのは生きている人間だなぁと思うししかしあの青ぶくれの亡霊はとても気持ち悪いし生きていてもとても気持ち悪いなぁと思ったまだ無料分しか読んでないがつづきよみたい。
内容が内容なので決して気分の良い話ではないですが、陰湿な空気が常に漂っていて稀有な表現力ではないでしょうか。葉蔵の不幸な幼少期は半ば周りが、半ば自分が引き起こしたもので、大人になってからの彼の人間失格具合は本当に救いようがない。彼はメンタルの病気だった説もあるし、原作からもこの漫画からもそれを察する事柄が読み取れますが、それにしても希望のない話です。読み終わってもしばらく陰を引きずる覚悟で読んでください。
人はもろい。
人は弱い。
人は一人では生きていけない。
人は心の拠り所を求めてるんだなと感じます。僕自身も同じように、弱いこと脆いことを自覚して、惨めな部分も受け止めて生きていけないと思いました。
結局逃げたところで逃げた先も同じ世界の一部なのだから。
20年近く前に「うずまき」で伊藤潤二にハマッていたのですが、人間失格を描いていたなんて初めて知りました!ホラーでもギャグでもない伊藤潤二!すごい不思議な感じですが、お得意の陰鬱さが原作に見事にマッチしています。ぐいぐい読んでしまいました!
若い頃に読んだつもりでいたのですが、酒好き女好きでなんだか良くわからないけど、死にたい人だったのかなぁ?と思っていましたが、子供の頃からお金持ちで優秀で、確かハンサムでもあったと思いますが、何故自殺されたりしたのかなぁなんて改めて興味がわきました。続きが読みたいです。
伊藤潤二の絵面ですとついホラーを期待してしまいますが、人間失格の世界観が味わえる作品になっていると思います。
何とも言えない人間の卑しいような悲しい部分をあの独特のタッチで表現されると、滅入りそうになりつつも次へ次へ読み進めてしまう旨さにやられました。
名作を漫画化すると賛否両論出ますが、まぁまぁかな~…と思います。
原作のドロドロ感や漂う不気味…というか閉塞感…は今時のキレイな絵より雰囲気出てるかと。
伊藤潤二さんの漫画は(ホラー系)かなり読んでますが、まさかの人間失格を漫画化していたとは…
ポイント貯まったら読みます!!
ホラーなマンガなのかと思って読んだら、違う意味で恐い話でした。あっという間に狂気の世界に引きずり込まれます。