4.0
切ない
伝えたいことも聞き入れられず、何年も病院たらい回しで、薬漬け。まさか自分は、と、誰もが思っているであろう平和な日常が、突然崩れる恐怖。つらいことを、よくぞ漫画にしてくれたなぁ、と思った。実際に近くに病気の人がいても、根掘り葉掘り聞けないし、知る機会もなかなかないので、読んで良かった。わかりづらい病気と戦うのは本当につらいのだな、と思った。
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伝えたいことも聞き入れられず、何年も病院たらい回しで、薬漬け。まさか自分は、と、誰もが思っているであろう平和な日常が、突然崩れる恐怖。つらいことを、よくぞ漫画にしてくれたなぁ、と思った。実際に近くに病気の人がいても、根掘り葉掘り聞けないし、知る機会もなかなかないので、読んで良かった。わかりづらい病気と戦うのは本当につらいのだな、と思った。
何度か耳にしたことのあるパーキンソン病。
実際に、周りの知人の家族にも何人か患者もいる。
しかし、こうやって実際にしかもわかい著者が実体験として描いた闘病記を読んでみてびっくりした。
診断がつくまでの恐ろしいほどの誤診の多さである。
それと同時に感じたのは、多くの医師たちのドクハラとも言える冷たさといい加減さ。
しかもここにはパーキンソン病の権威のような医師による、単なるカンを頼りにしたかのような誤診までが描かれている。
若くして難しい病気にかかり、誤診に継ぐ誤診でとれほど著者はつらい年月を送ったことだろう。
この病気に限らず、誤診によって、または医師や病院に気を使ってセカンドオピニオンを受けていない人たちに、どうか適切な治療が与えられるようにと願う。
パーキンソン病ではないですが、線維筋痛症で、難治性です。
変形性ひざ関節症など様々な整形の病気もあり、当たり前のことが出来ない時期がありました。
今は障害のある子供二人を、ファミサポさんや、子供のヘルパーさんにお願いして、主人にも手伝ってもらって育児してます。
既に卵巣腫瘍で卵巣もとっており、オペ自体の経験はありますが、
いつかは膝のお皿が外れて歩けなくなったらオペなんだろうなーとか思いながらこの漫画を読んでいました。
辛さは本人にしか分かりません。
でも周りの助けが一番だと思います。
勿論第三者でも。
今でも病気と付き合ってますが、作中検査が通らずオペが出来なかった方、主人公の気持ち、痛いほど分かります。
今漫画を描かれているのでしょうか。
後半はペンタッチがとても良くなってますよね!
今はPCもあるので、是非楽しい人生を送って欲しいし、送りたいと思える漫画でした。
パーキンソン病と名前だけは聞くけど、当事者が書かれたエッセイ漫画は心掴まれるものがありました。
診断の難しさ、治療の苦しさ、生きていくことの辛さなどをとても重たいですが、淡々とストーリーが進みます。
読者としても作者と同じ気持ちになり追体験をします。
いまの健康のありがたさ、パーキンソン病など色々な病気を抱える方への考え方が変わります。
無料話以降も気になれるなら一読ください。
パーキンソン病はよく知らない病気でしたが、体の震えの辛さが伝わってきました。
病名がわからない。認めたく無いのに自分で認めないといけない辛さは経験があります。しかもこれからずっと付き合う病だと思うと不安でたまらなかったと思います。入院中、同室の方達の心使いなども感謝とともに描かれている様子に、ハッとさせられました。何にでも感謝ですね。私なら自分が辛過ぎて周りのことが見えなくなりそうです。
無料分しか読んでませんが、パーキンソン病と診断されるまでの道のりから描かれてあり、分かりやすいです。若さゆえにパーキンソン病と診断されたくない、でももしかしたらという葛藤も素直に描かれており、病気をした人ならではの視点が読者をひきつけると思いました。ハウツー本ではなく、よくある体験本でもない、病気で辛い思いをした人が共感できる、それでいてちゃんとドラマがある読み応えのある本ではないかと思います。
初めて此方の漫画のタイトルを見て、私が独身時代から読んでいた作家さんだったので、ビックリしました。
読んでいてあの時の漫画はもう病気が発症していたのかと、感慨深い思いです。
私も、作家さんの様な難病ではありませんが、病気で箸も持てず身体中が痛み寝たり起きたりも大変な状態です。
医療も日々進化しています。
希望を捨てずに、漫画で近況を教えて下さいね。
応援しています。
凄いですね、自分の病状を漫画にするなんて。
パーキンソン病とは、名前は良く聞くけど、実際はどんな病気かはほとんど分からないから勉強になります。
進行する病と書いてあるけど、作者さんは今現在大丈夫なのでしょうか、、、
気になります。
ウチは母親が、違う病気ですが神経が伝わらない病気になりまして、家族みなで大変な思いをしました
作家さんの目から見た闘病が、克明に描かれていてスゴイ!と思いました。「作家さん」とは自分が病気になろうとも「観察の目」をお持ちなんだなと、感心してしまいました。そして「医者」といえども色んな人がいて、頼り切るものではないんだな、というのを知れたのも良かったです。自分が闘病の立場になった時、参考になると思いました。色々考えさせられる作品です。
父がパーキンソン病だったので、とても興味深く読めました。
作者の友人のお父様のように自殺ではありませんが、既に他界しています。難病であり 家族の私でさえ よく分からない部分が多くて、もし父が生きている頃に読んでいたらまた違ったのかな~と思いました。
読んでいて苦しさが伝わりました。身近にパーキンソン病の方がいる方には是非読んで欲しい。