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5.0
篠原千絵先生の作品はほとんど読んでおり どれも好きです 史実に基づいた作品は実際に起きた事柄を作者がいかに解釈するか その解釈にどれだけ読者が共感 納得 支持できるかが難しい所で面白い所だと存じます 正直この作品に触れるまではヒュッレムにもスレイマン1世にもイブラヒムにも全く興味が無く イスラム世界の話はハールーンアッラシードの時代くらいしか関心が無かったのですが読み始めたら止まらないです 早く早く続きが読みたい 個人的にはスレイマン推しです 篠原千絵先生の描く金髪ロン毛の男性キャラに弱い私です 史実ですからこの先に起きる出来事はあらかた解っているのですが それなのにこれ程惹き込まれるのは作家先生の腕なのでしょう これからもずっと応援します
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5.0
スレイマンもマヒデブラン（ギュルバハル）もイブラヒムも、トルコ国内制作ドラマよりはみんな美男美女です。
スレイマンの子を懐妊したエリザベータというジャリエが、第二男子誕生を阻止したいマヒデブランの命令で殺害されるのは、史実とは違うようで、、、
主人公ヒュッレムがハレムに入って来たとき、スレイマンの男子は三人誕生していていたが、疫病で二人なくなり、マヒデブランが産んだムスタファが生き延びた。お蔭で、マヒデブランは第一夫人にのし上がっただけのよう。
乳児の死亡率は高かったから、懐妊の確率を上げ、一人の女に入れあげないよう、主にウクライナ地方から、美女たちが、たくさんハレムに献上された。
実際には、皇帝の母后ヴァリデ・スルタンと宦官に管理され、厳しい秩序のもとに生活する、窮屈な暮らしだった。
スレイマンがヒュッレムに惚れ込んで、ハレムの秩序と慣習を変えてしまった。
慣習破りも佳境に入ってきて、どうやって、一介のジャリエが正妃＝皇后に昇りつめるのか?
トルコドラマの方はそこらへんのいきさつの描き込みが雑だったので、篠原さんの作品に期待大です。
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4.0
篠原千絵先生は昔から奥深い漫画を描かれますね！特別絵が上手いわけでもなく、いわゆる昔ながらの絵ではありますが、決して絵もブレることなく、話に入り込んでしまうのも全く変わっていません。よく勉強や取材をされている素晴らしい先生だと思います。ただ、昔からの漫画を知っていてどの作品も大好きでしたが、この時代の一夫多妻制が大嫌いなので、題材の好き嫌いにより、星マイナス1をつけさせていただきました。こんな時代のこんな国には生まれなくて良かったなというのが率直な感想で、皇帝にもイブラヒムさまにもあまりキュンキュンはしません。ちょっと少女ちっくな歴史書を読んでいる感覚。ですが、主人公のヒュッレムが成長してゆく過程は非常に面白いですね。どんな結末になるのだろうと毎回グイグイ引き込まれます。キュンキュンはありませんが、壮大なスケールは間違いなしです。
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5.0
前に買って全巻集めましたが、しばらく読んだなかったので久しぶりにと思って読み始めました。
やっぱり篠原先生の漫画にはどハマりします。
ストーリー性の面白さや、登場人物…いろんな面で引き込まれていきます。
篠原先生の漫画はどれも大好きです。
天は赤い河のほとり、海の闇月の影、闇のパープルアイなどなど…。
まだ読んだことのない方は、一度読んでみてはいかがでしょうか？
どの作品もとても面白く、天才！と思えるはずです‼︎
私は大絶賛です（笑）
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5.0
海の闇月の影が小中学生頃に流行っていたので篠原先生のことはもちろん知っていたけど、この作品はこちらで初めて読ませてもらいました。
奥が深い。すごく勉強もされてるんだろうなと思います。主人公はだいたいいつも少女漫画に出てくるイケメンにべた惚れされたり愛されキャラなのは王道なのですが、恋愛漫画としての要素以外の背景や歴史がちゃんと深いので、読みたくなるようハマるようできてるのだと思います。篠原先生の作品の中でもこちらが一番好きです。
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5.0
この作者さんの作品は、天は赤い河のほとりがスタートで、この作品がとても良かったので、他にないかと探して巡り会ったのがこちらの作品でした。
めちゃコミは毎日無料の範囲で楽しんでいましたが、この作品の無料の範囲が終わってしまい、どうしても続きが読みたくて課金しました。
課金後も毎日一話ずつ読んでいますがストーリーにとても引き込まれます。
主人公の賢さを感じる度に、自分も働く女性として上手く政治に対応できるようになりたい物だと励まされます。
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5.0
スレイマンが皇帝になった年（1520年）
日本では…あと数年で
室町幕府第10第将軍の
足利義稙という人が死んでしまうらしい。
スレイマンが死去する年（1566年）
日本では…同じ年に
松平家康が三河を平定して「三河守」になり
その頃かもうすこしあとに
「徳川家康」と名乗るようになるらしい。
その数年後に
足利義昭が室町幕府第15代将軍（室町最後の将軍）になるらしい。
フランスはまだブルボン朝の前の、ヴァロア朝
中国は明の時代
琉球は第二尚氏王朝
ロシアは…
アメリカは…
今、当たり前にある国は
まだできていなかったり。
でも、
ネチネチした根性のぶつかり合いは
今もある。
（ここまで命がけではなくても）
逆に、
能力次第で
ドレイが皇帝の妃になれたり
大宰相になれたりするなんて
今よりよっぽど進んでる。
いろいろな意味で
とても面白い作品だと思います。
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5.0
実際にいたオスマン帝国のスレイマン1世の寵妃ヒュッレムの物語。
実在した人物なので、史実とどう絡めていくのか、どう進めていくのかが気になります。
私は世界史は詳しくないので詳しくは知りませんが、あえて調べないで読んでいこうかと思います。
篠原先生の描く女性は皆強くて自分なりに道を切り開いていく、凛とした姿が好きです。
篠原先生の作品はホラーだったり残酷なシーンや怖い場面が多いけれど、今のところそういった場合はほとんどないので読みやすいです。面白いんだけどそういうのは苦手なので。
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5.0
試しに軽い気持ちで読んでみたら、、深い！深いです。今は何とかも自由な時代ですが、不自由な時代であっても自身の気力と地力で出来ることがある、学ぶこと＝自分に力を与えること、であり、きっと娯楽でもある、そんなことを思いました。勉強しよう、そんな気持ちになりました。
完結してると思い込んでたので、まだ終わってないの〜と最初は残念に思いましたが、続きを楽しみにできることは逆に幸せだなとも。楽しみが増えました！ありがとうございました！
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5.0
学生の時BO○K・OFFで立ち読みがてらに見つけた天は赤い河のほとり。あれから大人買いをして、私が断捨離せずに唯一の少女漫画として保管しておいた作品でした。またそれを彷彿させるような時代物！どのようにして悪女は出来上がったのか気になって仕方ありません！よく人が死ぬので苦手な方は苦手かも知れませんが、主人公のたくましさや、女性の嫉妬など捉えてよく表現されていて面白いです。共感性には乏しいですが、作品として読むと本当に面白い！
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