4.0
悲しい物語
死者が現世への未練、即ち探し物を見つけて彼岸へと旅だっていく為のお助け宿の女将の悲しい話でした。私は始まりの二話までの展開かま好きす。訪れる客が死者であると言葉には出てこないが、そこはかとなく漂う客の空虚さや悲しさがひしひしと伝わってきた。それと悟らせるうまさがありました。それに座敷童のような女将の客を突き放しているようで実は手助けして送り出す、というキャラに良さがありました。しかし、途中から話の雰囲気がガラリと変わったり、女将のポジが番頭さんに交代してしまったり、マツウラとの関係から仕方ないと思うけれど残念でした。
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