ベイビー・メニー・クライ

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あらすじ
君の泣き顔、もう一回見せて目が合うと涙が出る。そんな厄介な体質の希は、事もあろうにクラスでも目立つ存在の松崎に、その体質がバレてしまう。他人と関わらないよう静かに過ごしてきた日々は一転、泣かそうと近付いてくる松崎を躱すのに必死になり―。迷惑でしかないはずなのにいつしか膨れ上がるこの感情の正体は、なに?
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みんなのレビュー
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伸びしろ感じる3つの短編集です。
まだ新人の作者さまでしょうか。
絵はきれいです。
ストーリーは、まだまだあっさりしてますが、伸びしろ感じます。
全部で3つの短編が入っています。
1~3,17話は、表題作。あらすじにあるとおりです。目が合うと泣いちゃうという特異体質のために、対人恐怖の主人公が、どんどん自分を出せるようになっていく様子が微笑ましかったです。
しかし、この体質、まだまだいろいろ遊べる設定だと思うので、ちょっと残念。
後日談まで含め、エロはありません。
4~9話は、『はるのはなやさん』
カフェのイケメン店長と、花屋の二代目の少年のお話。
昔の思い出やら、恋が始まる前のもどかしさやら、いろいろと盛り込みすぎな気も。
こちらもエロはありません。
10~16話は、『僕らは空を探している』。
学生時代に、エッチ込みでお付きあいしていた同級生カップルが、
社会人になって、片方が結婚したりと、いろいろとこじらせつつも再会してからのお話。
エロもあり、ストーリーもちょっとキュンとしましたが、いまいちキャラに共感できず。
でも、伸びしろあると思うので、
今後も見守っていきたいです。 -
もっと読みたい感はあります。
ネタバレありのレビューです。表示する
短編集ようですが、表題作のみの購入です。私は鼻声を聞くと涙が出てくる体質なので、目が合うと涙の設定に、さほど無理を感じませんでしたが、設定の割に内容が単調と言いますか…ちょっと勿体ないかなーと思います。もっともっと面白くなりそうなのに。主人公が弱っちキャラでないよころは好きです。
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3編どれも、個性の違う作品でした。
ネタバレありのレビューです。表示する
作者さん買いでした。3編ありますが、どれも個性の違う作品で、星をいくつにするか難しいです!共通しているのは、絵の繊細な綺麗さと、心理描写(特に気持ちの揺らぎ)が丁寧なことだと思います。
1~3話+17話「ベイビー・メニー・クライ」
視線が合うと、涙が出てしまう癖のある高校生の希は、同級生の松崎に見つかって…。
好きな子を構いたい、泣き顔が見たい、小学生的な松崎と、構われなくなると寂しい希。初々しい世界でした。心理描写は卓越してるのに、展開が呆気ない感じがして、少し物足りなかったです。
4~9話「はるの花屋さん」
女性に人気のカフェの店長・幸成は、花屋の息子・春野に一目惚れするが、男性に恋するなんて初めてで…。
前半よりも、後半の春野の心情や過去が出てから、俄然面白かったです。ピタッと話がまとまって、読後感も良く、この短編集の中では一番人気ではないかと思いました。
10~17話「僕らは空を探している」
圭吾の家へ突然、3年前に結婚すると別れた元恋人・涼が、離婚したので居候させてほしいと現れて…。
涼の気持ちを聞けない圭吾も拗らせていますが、涼が勝手すぎて、マジ病んでます。圭吾と別れた(女性と結婚した)理由が、本当にぶっ飛んでました。それでも、圭吾が一途で健気で……。再会して、圭吾が問い詰めたことで、涼の鎧が解けてきたと信じたい。
個人的には、この話が一番好きでした。
エロは最後の「僕らは空を~」に、少しだけでした。ストーリー重視の方に、お勧めします。 -
4.0
NEWby 匿名希望このレビューへの投票はまだありません。
短編集ということを知らずに最初の話し目当てで買ったのですぐに話が終わってしまって残念ではありましたが最後にちょこっと小話的なものがあって嬉しかったです。
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5.0
by 匿名希望このレビューへの投票はまだありません。
3本ともそれぞれ良いカラーがあります。
表題作含めて3本のお話が入ってます。1本目は表題作で学生のケンカップル?(最後に続きも入ってますが)これからも続けてほしい、2人の今後が気になります!2本目は年上×年下、読み進めて行くうちに両方可愛く見えてきます!3本目はちょっと前2本と雰囲気の変わるお話。最初は重そうな感じでしたが読み終わって「良かったねぇ」と笑顔になれました。
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