3.0
独特。
他にない物語の世界観で、私にはちょっと内容を理解するのが難しい作品ではありました。でも不思議な世界だなって感じで面白いと思います!
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他にない物語の世界観で、私にはちょっと内容を理解するのが難しい作品ではありました。でも不思議な世界だなって感じで面白いと思います!
生と死のあわいに生きる蟲と人間、それぞれの[あるがまま]の在り方に、時に切なく胸打たれ、時に心温まる傑作です。どちらが悪い訳でもない、ただあるがままにあるだけ、という、作中のギンコの台詞がとても印象的。
戦前の日本のような、それでいて何時ともしれない不思議でノスタルジックな世界観からは、生々しい雨の匂いや古い日本家屋の湿った空気、見たこともないはずの不思議な蟲達の息遣いすら感じられて、一話完結のオムニバスなのに読むのを止められない圧倒的魅力があります。
間違いなく、ジャパニーズファンタジーの最高傑作のひとつ。
この手の不思議な世界観は大好きです。蟲師のギンコがとてもかっこいい。まだ少ししか読めてないけど、そのうちギンコがなぜ蟲師になったのか?目が片方無いのか?とかの会があるのかな?先を読むのが楽しみです
アニメから知りましたが世界観がとても素敵でグッと心にくるものが多いです
短編の集まりみたいな感じですが全て何かの伏線とかもあってとても面白い
元々左利きの人って字の練習も書き順も右利きの人と同じようにするのでしょうか?気味の悪い表現が出てきませんように祈りながら読みます。
生き様が職業となったような『ギンコ』
蟲師として、各地を渡り歩きながら、生と死の狭間、物と者の間に存在する太古の生物『蟲』と時に身体(命)をかけて関わり、時に滅し、時に活かし、蟲に悩む人間を救っていく。
蟲を退治するだけ、人を救うだけが答えでない事もある。それが『命』だと、老父のように語りかけてくるメランコリックな筆致は読むほど引き込まれる事でしょう。
どう生きるか、何を成したいか、関わりながら相手のベストを模索する姿勢は、優柔不断に見える事はあれど、厳しい道で生半可な優しさでは選べぬ生き様。
学ぶ事も多い作品、おすすめ致します。
ホラー的な要素は絵の雰囲気だけで、話は明るくはないけど、淡々としています。
アニメで知って凄く好きだったので、原作も読んでみる事に。やはりとても素敵な作品です。もっともっと話を聞きたくなる、読みたくなります。蟲は本当に今も昔も存在しているんでは無いかと感じます。
蟲の話だけど、
気持ち悪くない。
怖くない。
淡々と日本の農村を舞台に描かれる不思議な和風ファンタジー。
蟲師があちこちの農村を巡って、蟲の被害を解決する話になっている。
佳作。
このレトロな感じと、虫なの?植物なの?みたいな生命体?とのやりとりを読むのが好きです。それに物語にも毎回引き込まれていき、『あ、昔はホントにこんなんだったのかもしれない』って思う様になってます。
どうして蟲師が生まれたか、名前の由来、人間の悲しい宿命など含んでいて奥が深い作品です。全部読みたくなりました。