5.0
絵よりも言葉
正直、絵がシンプルすぎてなんだかなーという感じで読み始めたんだけど、セリフが少ないだけに、時々ピンポイントで胸に刺さる。ストーリーとかキャラの顔よりも言葉を拾ってる。それでも十分いい。
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レビュアーランキング 7757位 ?
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正直、絵がシンプルすぎてなんだかなーという感じで読み始めたんだけど、セリフが少ないだけに、時々ピンポイントで胸に刺さる。ストーリーとかキャラの顔よりも言葉を拾ってる。それでも十分いい。
謎の災害が続いてようやく新しい展開!というところで終わった。もうすこし先を見たかったな。第二弾に期待。
全編完読。1つ1つのオチがおもしろい。展開が予想外すぎてわくわくするし、終わったと思いきや、前の人物が別のストーリーにまた現れたりして、話が拡がる。後味悪い終わり方もだんだん癖になってくる。
だいたいの人物は欲望が渦巻いてて因果応報な終わり方だけど誠実な澄川と理乃、光明寺にとても救われた。救われただけに澄川の最後が切なすぎる。思い出を失った、思い出をもう作れないって、どんだけ切ないの。他人の人生をビデオで観て疑似体験するしかない人生なんて想像するだけで寂しい...。
第二弾やってほしいな。次作では澄川に救いの手がさしのべられてほしい。あの3人のコンビをまた見てみたい。
第一弾はストーリーを忘れかけたころにまた読み直したい。
真山の純粋さにおされて最終話まで課金したのになんという結末。自立に向けて努力してきた純も応援してたのに、結局安定を選ぶという結末。リアルでは妥協に落ち着くのもわかるが漫画なんだから情熱に突っ走ってもいいのでは。真山とのハッピーエンドの伏線をあっちこっちに散りばめていたのに裏切られた気分にさせられた作品。
最後の方、タケがメンタルで休職してるけど、これたぶん鬱病だよね。鬱病のリアル感がなさすぎてビックリ。作者は鬱病の家族のリアルも知らないんだろうという描き方でビックリ。元旦那も鬱病で休職してたけど、ほんとの鬱病患者は外面いいから家族に笑顔なんか見せられないし、家事に集中なんかできない。主夫に専念して朗らかな雰囲気などありえない。リアルの鬱病患者は仕事人間ほど自暴自棄になる。ダメ人間だと怒ったり泣いてばかりいる。ちょっと調子が良くなれば仕事に復帰したがってまた悪化。そのくり返しだよ。荒れて家族に八つ当たりなんて日常茶飯事。
純は仕事に専念できて円満なハッピーエンドになってるけど現実ではありえない。夫が躁状態から落ちた時、妻は仕事に集中できない。家事と仕事とメンタルサポートの両立で疲弊する。それに鬱病は再発率が高い。最終話で純が言ってるけどいずれ心底から後悔するだろう。真山は陰キャ、コミュ障で描かれてるけど、自分のことをわかってて妥協せず生きてる真山の方がメンタルは健康的。タケみたいに外面が良くて内心我慢してる方が危ないよ。そういう意味では純とは似た者夫婦。純が真山を選べば良かったと心底から後悔するころには、真山にはほんとにいい彼女ができてるんだろうな。
真山ハッピーエンドの伏線回収がないガッカリと、鬱病患者のリアルからかけ離れた描き方のダブルガッカリで星1つ。
レビューが良かったので読んでみたのですが期待通り号泣!はじめは介護家族あるあるのストレスからはじまります。ふーんと思っているととんでもないどんでん返し。これはおすすめ!電車の中では読まない方がいいかも。
子どもを妊娠してからレス10年、別居して離婚調停中。新しい道を踏み出そうと決めて行動に移したからさっぱりしたつもりだったのに、辛かった結婚生活をみちと重ねてしまい、実は全然さっぱりしてなかったことに気がついて号泣しました。
旦那は陽とそっくり。都合の悪いことはのらりくらりとかわす、嘘をつく、あるいは逆ギレ。嫁の辛さを理解してくれる小姑がいたのも、みちと境遇が似ていました。離婚話が出てから陽の義母がしゃしゃり出てきたあたり、陽はマザコンなんじゃないかな。みちがママと会えばみちの心が変わると期待したあたり。我が家の場合も義父母が説得しにきて、なおさら気持ちが離れた。
レスは恥ずかしくて誰にも相談できず一人で悩むしかありませんでした。妊娠出産で色気がなくなったからとか、子育てが忙しいからとか、旦那の仕事が忙しいからとか、いろんな言い訳を見つけて我慢してきた。でも、みちや誠が言うように、性欲だけじゃなくて心を通わせたかったんだって気づいて、また号泣。旦那に本音でぶつかれたみちや誠が正直羨ましい。
私もレスの途中で誠みたいな人に出会って(相手は独身)浮気しました。孤独を癒やされたかった。彼は目を見て話してくれたし、面倒くさそうな顔をせずに返事してくれたし、そうだねって共感してくれた。一番の癒やしは、旦那と違って笑顔で話しかけてくれたことかも。3年ぶりのセ◯クスはとても幸せだったし、正直いって旦那と比較にならないくらい体の相性も良かった。でも我に返って、理性を取り戻さなくちゃいけないと、彼には旦那に戻ることにしたと伝えて数ヶ月で別れました。だけど旦那への愛情はすっかりなくなってしまっていて、その後の7年の結婚生活は子どものため、世間体のためでしかなかった。浮気の負い目もあって、自分の孤独には蓋をしてました。旦那から一度だけ求められたけど、もうそのころには乱暴なキスがただただ気持ち悪くて全力で拒否してしまった。二人目はいつ?って義理実家のプレッシャーを誤魔化すのもとても苦しかった。
レスされた側の孤独をまざまざとフラッシュバックさせてくれる、ある意味素晴らしい作品。133話ではみちの強さを見れて嬉しくなりました。わたしもいままで蓋をして誤魔化してた孤独から逃げずに向き合って、あとかたもなくきれいさっぱり離婚しようっと!
みちありがとう!誠さんとしあわせになってほしい!
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