KUMA123さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全149件

  1. 評価:2.000 2.0

    犯罪描写がエグすぎて…

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    法で裁けない極悪人を、主人公の男性が裁く=殺〇ちゃうって話ですが、その殺〇方が大変残酷で気持ち悪いくらいなんです。
    そんな酷い殺〇れ方をしても仕方ない、当然だってくらいの極悪人でないと読者もすんなり読めないからだと思うんだけど、裁かれる予定の極悪人の所業も、エグくて気持ち悪いです。

    第一話では、殺〇た少女を解体した遺体を親元に郵送したり(似た事件がありましたね、悲惨な事件だったから、こういう娯楽漫画に使われて気分良くないです)、第二話では女性レ〇プ画面が、他の作品に比べてエグすぎます。生理中の子を「ヌルヌルしてよく入る」とか…、「何回目で出るか」賭けるとか…、読むに絶えず、第二話途中でギブアップしてしまいました。

    • 4
  2. 評価:5.000 5.0

    オリジナリティ豊かな楽しい作品

    「エリア51」って本当にあるんですね。
    ネバダ州にある米軍基地で、UFOの研究してるとか噂になってるそうだけど、この漫画の「エリア51」はアメリカの51番目の州で、古今東西の神や妖怪や不思議な生き物を全部捕まえてここに放り込んで、管理しているという設定です。

    神様が電気屋やバーの店長になっていたり、登場する不思議な存在は皆、作者独自の解釈で元のイメージとはかけ離れためちゃくちゃな存在になってますが、魅力的な世界です。
    主人公マッコイ(真鯉徳子)の銃(コルトM1911)は、亡き恋人の形見の骨董品でツクモ神と化していて、恋人の人格をなぞるような言動をして物語に味を添えています。
    助手で河童のキシローもとぼけた味を出していて、オリジナルティ豊かな楽しい作品になっています。

    マッコイの恋人の敵討ちが物語の縦軸になっていて、各話の展開で少しずつ謎が解けて行きます。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    力を失った魔王様の物語

    力を失った魔王様が、放浪します。
    登場する魔物たちが(人やエルフはそれ程でないけれど、その他は)皆私好みなので、私はこの作品が、大変気に入ってます。魔王様も人間に化けたりせず、ずっと魔物の姿のままで、私は力をなくした魔王様の姿も気に入ってます。

    ストーリーはというと…ギャグ系とでもいうか、魔王様が放浪していろんな魔物と出会って(お世話になって)、その魔物特有の性格を元にしたお笑いを展開…といった具合で、特別なストーリーはないって感じです。私はほのぼのして好きですが、(退屈とか)評価は分かれると思います。
    絵柄についても、トーンの使用を抑えて陰影などを細いペン書きにした独特の絵で、私は好きですが、これも評価は分かれるんじゃないかと思います。

    私はただただ自分好みの魔物の絵が見られて満足なので、星5の評価です。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    構成も設定も秀逸な異色ファンタジー

    同作者の「BASARA」を並行して読んでますが、物語の構成や人物&世界観の設定が優れていて、「猫mix」はそれらが更に磨きがかかっており、大変完成度の高い漫画と思います。
    天敵と化したネズミと人類の戦いを描いた異色ファンタジーですが、感心するのは、「魔法のネズミ」によって半人獣となった猫(猫mix)が、安易な「擬人化された人の表情」をすることが全くなく、あくまで猫の本能としての表情に徹している事です。それがこの物語のファンタジーに独特の現実味と魅力を与えています。
    「魔法のネズミ」に息子を攫われた勇者パイ・ヤンが、息子のペットだったトラジ(猫mixにされてしまう)と、息子を探して旅に出ます。犬mixの「伯爵」や、その他の登場人物も個性的&魅力的ですし、「魔法のネズミ」の他、「力のネズミ」「知恵のネズミ」など、ネズミ側の世界も奥深く、物語はさらに広がりを見せながら展開しそうで先が楽しみになります。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    凄くて酷くて、しつこいヒグマ!

    とにかくヒグマが凄くて酷くて、しつこく人間を襲って食べてしまいます。
    凄惨な場面も沢山ですが、ヒグマの生態や実際の事件を忠実になぞって描かれているようで、好感がもてます。

    最後があっけない終わり方なのが難点ですが、
    猛獣の恐怖漫画が目的なら、そんなのは、まあどうでもいいとも言える訳で、
    手に汗にぎる迫力満点の、飽きさせない展開で、いいんじゃないでしょうか♪

    • 1
  6. 評価:3.000 3.0

    後味の悪い死に方や話が多い

    白いレースのついた黒いドレスの女の子に何かあげると、死んだ時に砂で「人形」を作ってくれて、死後半日位、人形の中に魂が入って、思い残した事ができるようにしてくれる…という話です。

    電子書籍数話で一つの話になっていますが、設定が設定なので各話の主役はみんな必ず死ぬし、思い残した(したい)事がなければ話にならないから、必然的に、死に方も恨みを残すようなモノばかりです。最後にとてもよい余韻の残る話も少しはあるのですが、概ね、後味の悪い死に方&話の気がします。ちょっと、読んでて憂鬱になります。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    前作同様、各話とも飽きさせない

    「緒方克己心霊ファイル」の続編です。緒方は高校生から大学生になりました。

    良い霊と勘違いして悪霊と契約してしまう話や、雪女と絡めた愛する男女の悲恋話、祠を壊された狐や、霊視による殺しの事件の解決など、前作同様、各話とも似たような話は全くなく、飽きさせません。
    各話で知り合った人達が、別の事件に関わって緒方に協力する事も、物語の奥行を深めています。

    前作では、高校の心霊クラブの仲間とのやり取りが、物語のスパイスになっていましたが、
    今回は、最初の方で助けた女性を霊能力者として訓練し、彼女が補佐役として緒方を助けています。
    訓練中の逸話や彼女の緒方に対する思いなども、話を盛り上げるスパイスになっています。

    緒方が作ってあげた彼女の使い魔の犬も凛々しいし、
    緒方の使い魔=ルルちゃんも、時々だけど、出てきますよ。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    古今の有名人を使った、作者の独自ワールド

    和洋古今の有名人達(主に武将)が、死ぬ間際に(←歴史を変えない為ですね)異世界に転送されて、そこには、エルフやドワーフ、竜の他いろんな魔物がいるんだけど、そこでも戦(いくさ)をするという話です。
    作者の気に入りの武将達を、作者の大好きなファンタジーワールドにぶち込んで、ぐつぐつ煮込んで作ったような作品です。

    転送された人間達は、「漂流物(ドルフターズ)」と「廃棄物(エンズ)」に大別されていて、
    「廃棄物(エンズ)」は魔物を率いて人類廃滅をめざす謎の「黒王」の陣営に、
    「漂流物(ドリフターズ)」は人によっていろいろだけど、「十月機関」という魔法を使う組織が支援をしています。

    主役は織田信長・那須与一・島津豊久の三人ですが、彼らを含め、転送されて来た人達は皆、作者好みに換骨奪胎アレンジされて、元の歴史上の人物とはかけ離れた全く違うキャラクターに変貌しています。…が、独自の個性あふれる作風に迫力と勢いがあって、さほど違和感なく楽しく読めます。
    ただ日本勢はともかく、西洋勢はちょっと酷いですね。ボケてもらしてばかりの人の他、体中から炎を出したり雪女になってたり、全く化け物みたいな異常ぶりで、歴史上の人物を思い浮かべずに読んだ方が無難な気がします。(何故か、中国の武将は出てきません)。

    非常に独創的でアクの強い作品ですが、信長・与一・豊久のキャラは特に際立っていて、三人のやり取りも楽しいし、彼らの「国盗り」の過程も面白く、攻めて来る「黒王」は長衣に全てが隠れて正体が分かりません。竜に魔物が乗って飛びながら攻撃して来ます。
    好みは分かれると思いますが、私は大変好きです。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    殺し屋の話なのに…とっても平和

    無料分35話を読み終わった所です。凄く面白くて先が気になります。

    殺し屋が一年間、休業して潜伏するって話なので、ファブル=佐藤明の大阪での日常が淡々と描かれているだけなんですが、彼の行動や思考が一般人とはかけ離れていて、シュールでもあり、画面から目が離せません。

    殺し屋の話なのに、暴力団も出てくるのに、暴力は稀で、平和な話が続きます。
    なのに…ファブル=佐藤明の事が「この人は確かに殺し屋なんだなぁ」と思えるから不思議です。
    淡々とした日常描写だけで、こんなに惹かれる漫画は珍しいと思います。

    ファブル=佐藤明は真面目で無駄な暴力も好まないし、行動や思考が普通の人とズレてる部分も含め、大変魅力的です。
    先が凄く読みたいんだけど、一話60ptは、一気に読むにはさすがにおサイフがキビシィ…、どんな風にしようか迷っている所です。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    深海という、特殊環境での恐怖

    私は「水深6000mという特殊環境に閉じ込められる恐怖」に興味があって、この漫画を読みました。

    主人公のダメ社員ぶりにはイラつきましたが、
    3年前の事故の詳細を隠された上、機器の数値異常、原因の分からぬ死亡事故、3年前の生存者の発見や会社の非情な施設の切り捨てなど、見ごたえがあり、
    深海という特殊環境に対応した設備の描写などは、もう少し欲しかったけれど、概ね満足しています。

    ただ、ホラー目的で読む人には、不満が残るかもしれないと思いました。
    太陽に縁のない深海の恐ろしい怪奇現象を、地上の古代宗教(太陽崇拝)に結びつけるのは、無理があると思います。

    せっかく、漫画でも珍しい深海を舞台にしているのだから、せめて、例えば深海6000mから更に最深の海底火山の火口に希少鉱物のサンプル採取の為にケーブルを降ろしたら、そのケーブルを伝って正体不明の何かが這い上がってくるとか―深海に縁のある怪奇にしてくれたら、もっと良かった気はしました。

    • 1
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