4.0
いらいらしちゃうけど
129話まで読んでの感想です。
最初、主人公ミチの旦那さん陽ちゃんにいらいらしっぱなし。我慢に我慢を重ねているのに、何度も傷つけられる主人公がかわいそうで。
ミチの同僚、そして同じ境遇の新名さん。優しくて信頼出来そうな人。
その奥さん楓さんは仕事出来て美人で自分が好きなタイプ。
でも根本がいやな人と思うシーンが多々。
なかよしの同期が希望していない部署に異動に。望んではいない異動だけどきちんと受け止める同期。それを見た楓さん、「私にはきっと無理。」そんなことその場で言わなくても。
あとこの同期が体調不良のときと新名さんが咳き込んでいる時は、バッと自分の口をおさえたり、うつさないでと言ったり。あと人の目を見て離さないのもちょっと。
これらのエピソードから他人への想像力がひどくない人でどうにも好きになれませんでした。
陽ちゃんも楓さんも相手を失いたくなくて、いい人やいい面出てきているけど根本は一緒かなと思う。
楓さんのミチへの態度にもいらいら。
とこのように感情移入しまくりで読んでいます。
すごくおもしろいですし、あまり停滞しないのもよいところです。
お友達関係に主題が移って停滞しちゃう漫画も多いですし、これはそこがなく派生してもそれが主人公達に関係しています。
極端に意地悪な人もいないのもいいですイラッとすることはあるけど。
読み続けたい思います。
主人公の職場の華ちゃんは裏表がなく好きです。
きっと新名さんとミチは結ばれないのかな…と思うけど、我慢し続けがんばったふたりが違う形でも幸せになって欲しいと願いつつ。
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