4.0
明るいシンデレラストーリー
主人公ほのかの冒頭の幸せなシーンから、そこに至るまでの険しい(しかし人として成長できる経験)道のりがホンワカと描かれていて、とても良い。こちらとしても、「カーテンの向こう側」が、よくわかった。
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主人公ほのかの冒頭の幸せなシーンから、そこに至るまでの険しい(しかし人として成長できる経験)道のりがホンワカと描かれていて、とても良い。こちらとしても、「カーテンの向こう側」が、よくわかった。
序盤しか読んでいないので、実際に夫が不倫しているかどうかは分からないが、妻に対する冷めた感情が伝わってくる。妻が健気。
主人公とヒロイン同志が真面目なキャラクターで、両者のすれ違いに焦点が当てられていると感じた。面白い。
女性から男性に対しての「オトコってしょうがねぇなぁ〜」という、大きな愛に男は生かされているんだな、としみじみ感じた。「悪さしながら男なら、粋で優しいバカでいろ」という、ある歌の歌詞を思い出した。ちなみに、本作の「虫が帰ってきました〜♪」は名言(笑)
中年サラリーマンの心のヒダにスッと入っていく、ヒロインの透明感のある美しさが見どころ。今後の展開に期待。
東北の雪景色と、復讐のシナリオ、ヒロインの妖艶さが混じり合い、独特の世界観を展開している。じっくりと読み進めたくなる。
よくある不倫ものとは違い、相手に対する愛がある状況で、お互いの心を揺さぶる相手がそれぞれ登場するところが、惹き込まれるポイント。回を追うごとに、どのように進んでいくのか、それが夫婦の救済策になるのか、楽しみである。
「ナニワトモアレ」や「なにわ友あれ」に親しんだ者として、登場人物たちの駆け引きや、何気ない台詞のやり取りに共通点を感じる。ユーモアを忘れないところも素晴らしい。
ロック=不良、という価値観はもはや過去のものになりつつあるが、それでも「尖りたい」「現状からの脱皮」といった性質は、いつの時代のロックにも健在である。この物語においても、タバコや恋愛、そしてロックと、背伸びをしてみたい女のコの心に訴える要素が詰まっている。もしかしたら、一番の読者層は、実際にはごく穏やかな女子達かもしれない。そうした向きが憧れる要素が詰まっている。
くだらない言葉遊びや、毛ネタなど、わかりやすいギャグ漫画の王道であり、直感的に楽しめる作品。ストーリーについてあれこれ考えずに没頭できる。
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