5.0
根気よく見守れば面白くなる
主人公のエラが思慮深く聡明で、全力で応援したくなるタイプ。なのでスッと感情移入はできるんだけど、エラに降ってかかる試練がなかなかひどく、読むのはけっこうしんどいと思う。そして何よりイライラするのが王子のポンコツっぷり。これにはガッカリする人は多いんじゃないかな。でもエラの人柄に触れていくうちに別人レベルで変わっていきます。そこまでを見守ることができたなら、その頃にはこの作品にどっぷりはまっているはず。
- 5
レビュアーランキング 25位 ?
5 | 15件 | |
---|---|---|
4 | 4件 | |
3 | 3件 | |
2 | 15件 | |
1 | 13件 |
1 - 10件目/全13件
主人公のエラが思慮深く聡明で、全力で応援したくなるタイプ。なのでスッと感情移入はできるんだけど、エラに降ってかかる試練がなかなかひどく、読むのはけっこうしんどいと思う。そして何よりイライラするのが王子のポンコツっぷり。これにはガッカリする人は多いんじゃないかな。でもエラの人柄に触れていくうちに別人レベルで変わっていきます。そこまでを見守ることができたなら、その頃にはこの作品にどっぷりはまっているはず。
哲学とか心理学の要素が入っていて少し難解だったりするけれど、ストーリーがよく練られていて普段は意識しない気づきも多いので、作品の世界観に引き込まれる。シリアスなシーンの中にも笑いがところどころに散りばめられていてバランスもいい。そして何より絵が綺麗。作品中にはたくさんの登場人物が出てくるけれど、それぞれのキャラがちゃんと立っていて魅力的。自分の推しを見つける楽しみもあるかも。もう褒め讃えるところしかない。
息子が発達障害なので定期的にカウンセリングに行ったり、関連した本も読んだりしているので、主人公の行動や心理などに共感しながら読んでいる。私自身も程度は軽いけれど多少そういう要素を持っているので、うっかり忘れることのないように常にメモに残したり、アラームをかけたり、通常運転でもずっと気を張っている状態なので、余計に疲れてしまうのよね。特に仕事での悩みは本当にリアルで、少しでも自分の特性に合わない仕事に就こうものなら、銀行員時代の主人公のような居心地の悪さを感じてしまうことになってしまう。特性を持った人は社会においても一握りなので、こういった人を面倒くさいとか一緒に仕事をしたくないとか思う人がいるのも仕方のないことだとは思うけれど、刺さる人には刺さる、そんな作品。
なかなか知り得る機会のない仕事なので、ちょっとした好奇心で読み進めてみたけれど…とても深い内容だった。これは大変な仕事だと思う。遺品の処分だけでもなかなかできることではないが、遺族の反応によってもその人の生前がどうだったかがわかってしまう…因果応報、自業自得といった場面に遭遇することが多々ある業務(もちろん、救われる回もたまにだがある)。これは、誰もができる仕事ではない。いやむしろ、できる人がかなり限られてくる仕事なのでは。グロい現場での業務だし、人間の本質を垣間見てしまうので重くなりがちな内容ではあるが、沖田×華さんの作画でいい感じにオブラートに包まれていて、読みやすくなっている。これをリアルな描写を得意とする先生が担当したら、きっとトラウマ必至の作品になっていることだろう。まあもっとも、食事時に読める内容ではないが。 1人でも多くの人に読んでもらいたい作品。
異世界に来たという導入部分があまりにも雑だったので「えっこれってどうなの!?(;゜ロ゜)」と思いましたが、読んでいくうちにすぐにストーリーに入り込めました。主人公の心理描写が表すのにどうしても文字が多くなりがちですが、わかりやすく表現されているので、すんなりと理解できます。主人公は思索する時に悪い顔になったりしますが、根はとてもいい人なので応援したくなります。
江戸時代を生きる人々とネコたちが織りなすほんわかとしたお話。2・3話で完結することが多いので、さくさく読めます。ネコの表情や仕草の描写が秀逸で、よく特徴を捉えられているし、基本登場する人物に悪い人がいないので、癒されたい方におすすめの漫画です✨
良い意味でおバカで笑えるマンガ。ロナルドとドラルクの掛け合いがテンポよく面白い!! キャラ設定も細かく作り込まれていて、2人を取りまくキャラクターたちも癖の強い個性派ぞろい。中でもペットのジョンがとても健気でかわいく、癒やし系の笑いをぶっ込んでくる。笑いで元気をくれるオススメのマンガ( ´艸`)
ヴァンパイアものは出尽くしているぐらい取り扱われているテーマだけど、絵が綺麗だったので、あまり期待せずになんとなく読んでみたら…思いのほかストーリーがしっかりしていて、シリアスな中にもところどころに笑いが散りばめられていて、次はどんな展開が待っているんだろうと、続きが気になるぐらい引き込まれる内容だった。キャラクターも一人一人たっていて、「あれ?これって誰だっけ?」というのがないのはすごい。使い魔のダンテがいい味出してる。
もし同じことを自分が体験したら、まともに日常生活なんて送れないぐらい怖いのですが、作者の方は遭遇しても華麗にスルーを決めこみます(笑) 回を重ねるごとに、霊も自分の存在を認めさせようと必死(!?)にアピールし、対する作者はそれを更に上回るスルースキルを身につけ…といった攻防に思わず笑ってしまいました😁 次はどんなことが起こるのか…続きが気になります。
魔力を持たない少年が、鍛え抜かれた己の肉体を武器に、魔法に満ちあふれた世界で活躍するお話。ギャグ満載で、ストーリーに難しいひねりもないので、あれこれ考えたりせずに気軽な気持ちでサクサク読めます😄
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています