5.0
読後感がいい!
冒頭をちょっとかじっただけでこの作品は面白いと思える妙な確信を抱いて読み始めました。結果それに間違いはなく、個人的には裏切られることもなく、物語が終わってしまう最後の一頁までしっかり引き込まれる深い作品でした。
西尾維新作品、本当に面白いです。
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レビュアーランキング 13352位 ?
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冒頭をちょっとかじっただけでこの作品は面白いと思える妙な確信を抱いて読み始めました。結果それに間違いはなく、個人的には裏切られることもなく、物語が終わってしまう最後の一頁までしっかり引き込まれる深い作品でした。
西尾維新作品、本当に面白いです。
なんて、思う方もいるかもしれないけど私は読んで良かった作品です。注意としては話の内容に目を背けたくなるイジメや差別という重いテーマを含んでいます。だから物語序盤の主人公の幼稚さと愚かさには腹が立ちますが、これは過ちと人の成長を描いてもいる作品だと思ってる。もちろんそれだけじゃなく登場人物それぞれの悩みや葛藤等も物語に深みを出しています。思春期の若者たちの青春群青劇と言えば聞こえはいいけど、お薦めできるかというと読み手を選ぶかもしれない…。なので星を1つ削ります。
ホラー&ミステリー。主人公含む学生たちは山道で何かを轢く接触事故を起こし、ある呪いに巻き込まれていく。奇怪な姿をした妖怪から“死の預言”を告られた仲間が次々と亡くなっていく中、主人公は呪いを解くために謎解きを始めることに…。作者の高い作画力と構成力、ストーリーの新鮮さにハマりました。読み始めたら先が気になって止まらないし、展開の読めない面白さが好きです!
はじめに言いますが表紙のイラストにもなっているカエル男が非常に印象的な作品です。
このイラストだけで読むのを躊躇してましたが試しにと少しだけ読んでみたところ…作者のストーリー運びの緻密さにまんまと引き込まれ気づけば最後まで一気に読んでいました。
ホラー的要素、過激な描写が苦手でなければ作品として非常に楽しめるストーリーだと思います。個人的にオススメできます。
“作品”“芸術”と語る犯人には理解できない恐怖心を掻き立てられますが、理解などできなくていいんです。むしろ犯人を追い詰める主人公に肩入れできる。なぜなら彼もある事をきっかけに家族が巻き込まれていく被害者でもあるから。
そしてラストは考えさせられる。
読み手を惹き付ける作者の技量はさすがとしか言えませんし読んで満足しました。
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