赤い雲さんの投稿一覧

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作品レビュー
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11 - 20件目/全65件

  1. 評価:5.000 5.0

    推しは近松かなー

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    これはカッコいい。主要メンズが全員男前。杏ちゃんは可憐で玉緒さんは凛々しい。課金一話のポイントが他に比べてダントツ高いけど、それも仕方ないなと思わせるクオリティ。新宿に出てきたばかりの謎の田舎者・雪人の正体が割とあっけなく明かされたので、そこで一回拍子抜けしたが、ぐいっぐい読ませられた。実際のヤクザはきっと、近松みたいな微妙な立場の外様幹部がリアルなんだろうなと。でも、何も考えず宮本を押しのけてのしあがって行けばいいのに、宮本へのリスペクトが捨てられない、自分ではなく憧れの宮本こそ組の頂点に立って欲しい近松が、良いんだなあ。自分のこれまでの苦労を無にされたってキレて、住み込みの屈辱を味わわせてやんよ!って、愛憎引き裂かれまくりよね、そんでそう言いながら、宮本が自分の下で頭を下げる姿を他の幹部に見せるなんて絶対に嫌ああー!ってのが泣かせるのね。なんだ結局男が惚れる男・宮本がイケメンすぎるよ!って話になっちゃうのね。

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  2. 評価:5.000 5.0

    あたたかい人

    第一話が畳み掛けるように早足で、ちょっと性急な感じで、哲司くんと同じくらいパニックになったけど、状況と設定が少しずつなんとか頭におさまった。成仏とか天使とか、宗教が混ぜ混ぜだけど、まあこの程度なら良いと思う。全てのキャラが深く魅力的だけど、特に哲司くん。最初、読者の誰も、見るからにモブなこの男の子がキーマンになるとは思わない。それが、凪の一言「あなたの魂はとてもきれいなのに」ハッとしましたね。私たちの曇った目では見えないものを、凪は教えてくれる。そして普通の漫画なら、凪のお相手はどう考えても嵐でしょう。嵐本人もそのつもりだったでしょう。いや、おみそれしました。

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  3. 評価:4.000 4.0

    エイジがイケメンすぎるぞ

    こんなイケメン教師いたら、ミカちゃんならずともJ K全員毎日学校行くのが楽しくて大変ですって。光岡先生(コレどっからどう見ても及川ミッチーですよね)と2人並んでるとこも良い。比呂志に寄り添ってるのも良い。わかってる、この作品は美形♂が沢山出てくるし、なんなら抱きしめてあげたりもする(ヒロシ×サイコ少年)けど、同性愛の香りがしないのだ。絵や台詞がどこかしら健全なのね。(思えば「エロスの種子」も性愛を描いているのにエロさはなかった)ただ、ちょっとだけ気になる点がひとつ。重箱の隅をつつくようで恐縮なのだが、比呂志さんの部屋が、2階? 転んでも自力で車椅子に這い上がれるし、お風呂もトイレも1人で出来るというのもわかった。だけど、2階⇄1階の階段の上り下り、車椅子だと無理だな。車椅子の昇降機が階段についてるとかそんな感じでもなさげだし。もちろん一旦車椅子から降りて、這って階段を登ったり降りたり出来るんだとは思う。それなら時間はかかるけど、1階と2階に一台ずつ車椅子を常備しておけばいい、と思うは、思う。でも、それ、実際にはかなり危ないよ。別に揚げ足を取るんじゃなくて、障害者がいた家庭の人間だから単純に疑問に思ったのよ。うーん、キッチンダイニングなども2階にあるのなら、比呂志さんは滅多に外出はせず、ずっと2階で暮らしているのかな…もしかして家屋用エレベーターを設置した家なのか?これから読んでいくうちに、そのへんの描写があることを祈る。

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  4. 評価:3.000 3.0

    私には絵が合わなかった

    全ての漫画に共通するけれど、絵だけは人の好みがきっぱり分かれます。漫画だから致し方ない。とりあえず私がバレエ漫画に求めるものが、ここには無かった。レビュアーさんの中には有吉京子さんのSWANを例に挙げてる方がいましたが、あれは別格です、SWANの絵はもうほとんど美術館クラスの代物です。ただ、バレエ漫画を読みたい人の多くが既にもう「SWAN」や「アラベスク」を知っていて、無意識にあの画力と同レベルを期待してしまう、そのことだけは覚悟しておいて間違いないのです。しかし尚、それでも全ての、「バレエ漫画を描きたい」漫画家さんは、その志を止めずに書き続けていって欲しい。ダイヤモンドは最初はどれも土に埋まってます。掘って掘って掘りまくり、磨きに磨きあげなくては、ダイヤモンドにはならないのです。

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  5. 評価:5.000 5.0

    ダンス・ノーブルへの道

    女の子だとプリマへの道ですが、これは日本の普通の男の子がバレエを目指すと確かにこうなるだろうなーという世界。絵に多少癖はあります、ていうか、バレエに限らずBーBOYなどの現代のダンス、フィギュアスケートや新体操などの芸術点を競うスポーツ、歌舞伎やその他、およそ舞踊と呼ばれるジャンルの漫画は、みんな絵に癖がある先生が描いてると言っても過言ではない笑 「天才的ライバルへの嫉妬」「致命的な身体コンプレックス」「殻を破れない」「貧困」「恋愛」…などなど、主人公は最低一度は闇堕ちし、このジャンルはその理由に全く事欠かない。元々いくらでもドラマチックに描けるのが舞踊モノなのだ。それゆえに、主人公が最初に踊るダンスの場面がとても大事、それがダメならその漫画は失敗だと言っていい。これは素晴らしい。バレエに「一目でやられちゃった」男の子!そこに引き込んだ男性ダンサーの美しさ、見事です。これぞ王道。素晴らしいモノに触れてしまい、自分も同じ道を志す少年少女の魂を溶かすのは、間違いなくこういう舞台とスターでないといけませんよ。会話のセンスが良いので、ちゃんと漫画としても楽しめる。…でもやっぱり、この男子、日常的に舞台メイクしてんのかしら?と思うくらい濃いアイライン、少し引く。

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  6. 評価:5.000 5.0

    女性の身体を描かせたらピカイチゆうき先生

    バーディーがとても美しい。現実感のある色っぽさなのだ。(例えば「パトレイバー」に出てくる思春期の少年バドが、お世話係の女性の胸元にドキドキする、そしてある夜ついに、ちゃっかりその乳房にかぶりついたままスヤスヤ眠ってしまう→エロ半分母恋しさ半分のおっぱい願望がすごいリアル…)。独特の生々しさというか、エロ、それだけでもこの漫画は楽しめる。

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  7. 評価:5.000 5.0

    ひとつのモード

    登場人物のファッションのディテールが素敵ですね。全裸にセーラー帽も、なんかおしゃれ笑 ミステリアスな導入。しかし、数十年前のヒロインはキスされるシーンは、キスってだけでとんでもなく劇的で、「ズキュウーーーン」だったのに、現代版ジョジョのヒロインは「一回キスしたくらいで…」。うーん、時の流れ?単にキャラの差?

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  8. 評価:4.000 4.0

    頭脳心理戦マンガとして読めば面白い

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    両思いなのにどっちもプライド高すぎるがゆえに死んでも自分からは好きとは言えない。お互いにどうやって相手に告らせるか、水面下の頭脳戦が繰り広げられるという、全く新しい視点のラブコメ。結構面白いんだけど、絵にクセがある。最初の登場シーン、白銀が歩く姿がなんか変。こんな風に足が短く見える汚い角度で描くのは担当編集がNG出さないとダメだろ。他にも人体が汚く見える構図が沢山あって、イケメンがイケメンに、美少女が美少女に見えない。あと、やはり想像の世界で設定を描いてるのがよくわかる。日本経済界を陰で牛耳る大財閥の長女であるご令嬢のベッドルームとネグリジェが、こんなにショボいわけないだろうってくらいの庶民感覚の作画。説明の言葉や小物でどんなに雰囲気を出そうとしても、ビジュアルにリアリティが無い漫画は、その中に引き込む世界観の根底が弱い。でも、藤原という天然にしてオールマイティな秀才の存在が良いので、ついつい読み進めてしまった。彼女が白銀のフォロー役になる回は全部好きだ。あと、竹取物語に出てくるかぐや姫の求婚者の名前をもじった登場人物が良いね、

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  9. 評価:5.000 5.0

    傭兵って言葉をこの漫画で初めて知りました

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    香ちゃんが男に間違えられるというのはちょっと無理があるけど、やはり北条司氏が描く女性は皆清潔感があり瑞々しくて美しい。殺し屋のセクシーお姉さまや車椅子の美少女など様々な女性が登場するが、皆、どこか品がある。学生の頃リアルタイムで連載を読んでいた世代なのだが、あの頃のジャンプの連載はどれも軒並みアニメ化されて、それも毎週見てたなあ。ケンシロウとキン肉マンと遼さんが全部同じ声優さんで、なんか妙ーな違和感があったのを覚えている。最近だと、「きのう何食べた?」のケンちゃんにとって、初めて会った時からシロさんのイメージが「シティハンターの遼さん」だって言ってたのがツボにハマった。(ケンちゃんのケータイの着信音も、シロさんの番号は「Get Wild」)。あの頃、強くて優しくて時にクールで影があってそしてスケベな遼さんに憧れる女子(男子も)はホント多かったんだよ。

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  10. 評価:5.000 5.0

    憎いあんちきしょう

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    力石徹がほぼこの漫画の半分とさえ言える。NHKの大河ドラマのダブル主演の片方の大スター役者が突然亡くなったような、その後最終回までの長い長い時間にずっと大きな穴がポッカリ空いたような。もうその後、どんな代役も、特異なキャラや役者を持ってきても、埋められない。力石はカッコ良すぎてスターすぎる、梶原一騎氏の美意識の権化のような漫画界唯一無二の不世出の男。さあここから、ってとこで、死をもって永遠に、何をどうしてもどんなことをしてもジョーが越えられないライバル。永遠にジョーの中でカッコいいまま棲み続ける、憎いあんちきしょう。
    ジョー、これも勿論梶原一騎氏の創造した人物なのだけど、育てたのは、あの目を与えたのは、ちばてつや氏。ジョーという人間は、おそらくボクシング以外何も出来ない。この人は天才だから。彼がサッちゃんと退廃的な喫茶店で語り合うシーン、その瞳の暗さが今も印象に残っている。本当のジョーはいつもこんな虚無を抱いた男なのかもしれない。しかしちばてつや氏が描くジョーの横顔…常に、いつも、どんなジョーも、あの目をしている。「あした」を見つめる目だ。強い風に吹かれながら、光を、あしたを、探して歩く者の目だ。野蛮で反抗的で不器用で無秩序な、愛すべき男。もし力石が生きてたら、そりゃ葉子お嬢さんもどっちか迷ったことでしょう。でも、力石とジョーの2人に、葉子さんなんか目じゃないくらいメロメロだったのはやっばり白木会長だと思う笑。若さに対する眩しさもあるんだろうけど、白木会長がなりたくてしょうがない姿、男が惚れちゃう憧れの男たちなんだろうな。ジョーのインタビュー記事の写真を見せられての感想、「む いい男じゃの」。どんだけ激推しだよ。

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