4.0
何度読んでも同じところで泣いてしまう
小さい頃に姉のお友達経由で読んで、それ以降自分で文庫版を買ったり手放したり、また読んだり…と何度か読んでいますが、読むたびに瑠璃が吉野の君について想いを馳せるところで泣いてしまいます。
昔むかしの絵柄と文字とテンポ、というところを踏まえないと慣れないところもあるけれど、やはり何度読んでも楽しく切なくいい作品だなと思います。
最初に読んだときから思っていますが、絵はあまり上手ではないと思います(苦笑)。それでも、主要な登場人物は麗しく愛らしく凛々しく、好感が持てます。
未読の人も再読の人にも、お勧めしたい作品だと思います。
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