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演出がいまひとつなのかなあ..
めちゃくちゃ絵が下手なわけでもないけれど、表情に違和感があったり、なにより構成と演出が単調で、惹きつけられませんでした...
お話としてはうねりがあるはずのところも淡々と一定のテンションで進むので、これがありました、こういうことがありました、という、文章で言うと事実の羅列のような構成と演出でした。
家族が全員お花畑級に優しく明るいのもご都合主義で、コメディ要素だとしてももうすこし奥行きが欲しいなと思います。
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めちゃくちゃ絵が下手なわけでもないけれど、表情に違和感があったり、なにより構成と演出が単調で、惹きつけられませんでした...
お話としてはうねりがあるはずのところも淡々と一定のテンションで進むので、これがありました、こういうことがありました、という、文章で言うと事実の羅列のような構成と演出でした。
家族が全員お花畑級に優しく明るいのもご都合主義で、コメディ要素だとしてももうすこし奥行きが欲しいなと思います。
最初にアニメを観て、あまりのクオリティの低さに数話で観るのを辞めてしまった程だったのですが、漫画作品はそちらより数倍よいのでほっとしました苦笑
予算の関係でしょうが、アニメは作画も演出もとにかくひどかったので…。
アニメよりかは幾分安心してふれられるのですが、それでもやはり絵にもお話にもcharacterにもあまり興味を持てず、続きが読みたいとは思えませんでした。
無理に京都ブランドに寄せている感じがしますし、「家頭だからホームズ」という台詞が何度も出てくるけれど意味が分からないですね…。「家を英語に直して」などひとことあるだけでいいことなのに。
もうすこし美麗な絵だとよかったのかなと思いつつ、それでもお話にも惹かれないので、好みの問題かもしれません。
美術品に関する知識とそれをもとに展開されるお話を作れることはすごいとは思うのですが。
1巻分を読みました。
異世界転生モノの設定がザルなのは仕方ないけれど、それ以外の設定も画力もあらゆるところがゆるかったです。
・王族との血縁関係もある公爵家なのに、使用人がいないのか、主人公ひとりにできないと王宮へ連れて行く
・王様の服装が裸にガウンにしか見えない画力(もしくは司祭のマントにしか見えない)
・動物の絵が悉く若干残念
・人物絵も、コマによって顔や身長がちがう
などなど、最初からずっと、違和感のあることが止まりません。
身分を誇示したりする発言もあってびっくりするうえ、主人公の台詞もあざといし、赤ちゃんに転生したなら記憶はアラサーOLのままと言っていいのに言動が幼児で、都合よく時々アラサーになるご都合主義展開でした。
なにも考えずもふもふするエピソードや絵を見たいならよいのでは? お話を楽しむにはかなり雑な話と絵だと思います。
全巻読了しましたが、魅力がまったく分かりませんでした。漫画家さんって、編集部ってこうなってるんだなあという新しい知識を得られたし、漫画家として成功していくサクセスストーリーを少年ジャンプ流の恋/友情/戦いの方式に当てはめた構成はすごいなと思うのですが。
あと単純に、これだけ影響力のあるレーベルと作家タッグで近年の作品なのに、女性蔑視や性別役割分担を押しつける内容にドン引きしました。時流に合っていないうえに、日本の人権/倫理教育が遅れているのを目の当たりにした気持ちです。
縦読みカラーの電子漫画作品は、やたらと匂わせるお話の引き伸ばし方が露骨で、趣味に合わないのですが、本作は絵や構成に違和感がありつつもそこまで不快感はなかったです。
ただ、侯爵令嬢なのに裸足で爪先の開いたスリッパとか、ひとりで出かけるとか、しかも歩くとか設定が雑すぎるうえ、画力がもうすこし欲しかったかも。ヒロインはかわいく、皇太子とヒーローがもうすこしかっこよければよかったなあ。
ちょっと固いところもあるような気がしますが、絵柄はかわいらしくて丁寧でブレもなく安定したクオリティでした。つないだ手や立ち位置がコマによって変わったり…というところもありましたが苦笑
お話は……ここまで長く連載するようなものなのかな…? というのが正直なところ。ヒロインを好きになる当て馬くんがかっこよくていいひとすぎてかわいそうでした苦笑 ほんとなんでこんなモテ要素満載なのに純粋で彼女いないのかな苦笑
もうすこしきゅっと短くできたお話のように思うし、どこかで見たような理由や展開なのであんまりのめり込むこともなかったです。
☆2.5〜☆3かなあ。
『学ランのなかまで〜』でこの漫画家さんを知ってほか作品も、と思って読んでみました。
短編集で、切ない恋のお話が多かったように思いますが、それよりなにより主人公が尽く好きになれず苦手なタイプでした苦笑 台詞もなんだか文芸じみているというかロマンチストすぎるというか…一般的な、しかもチャラ男系の男子高校生がその台詞は言わないでしょ! というようなことを言わせていたりして、キメたいsceneなのだろうことは分かりますがなんだか冷めてしまいました。絵もお話もあまり好きになれず残念でした。それぞれの作品としてのまとまりはよかったと思います。
絵はかわいいけれど、最初からわりと無理がある設定で、それでもいいお話があったりして前半は楽しめました。
「超絶かっこいいのに彼女を作らない先輩、実は長年の片想い相手が兄嫁」というお決まりの設定に若干冷めつつ、それでも主人公2人が付き合うまでは構成として&作品として読めたけれど、付き合った後からは、連載が延びたのだな…というふうにしか見えない無理にツギハギしたエピソードが続いて、特に最後3話は完全に蛇足で、構成や論理の組み立て方に無理がありました。
もはや好きという気持ちより、告白することが目的になっていて違和感があるし、付き合っているのに告白し続けて10年後の返事とか意味が分からないし、17歳から10年付き合ってなんのドラマも変化もないのは、さすがに『なかよし』というレーベルを鑑みても、構成やキャラ設定を放棄しているとしか思えませんでした。
よく見かける安定の王道話だけれど、好きな設定なので読んでみたら、とにかくどの人物も、表情が固い/縦に引き伸ばしたような全体バランス/違和感のあるクオリティで、そこがどうしても気になってしまいます。
丁寧に描かれているのにバランスがおかしいようにしか見えず…。もうすこし画力のある漫画家さんの絵で読みたかったかなあ。
当時話題作で人気だったけれど、個人的にはまったく魅力を感じられなかった作品。
あまりにも主人公のメンタルが強すぎて、ついていけなかったのですよね...苦笑
同時期の『サプリ』の方が、同じ多忙で激務な女性の話でもしなやかでものすごくのめり込めたのも強く印象に残っています。
この作品、勇気づけられるとか元気が出るとかで、好きな方は好きでしたよね。
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