1.0
短っ
なんの話の盛り上がりもなく、中身や最後に簡単に死が入ってくるのも現実離れしている。
何より、男🟰成績優秀、教養に富み、女を養える という構図があの大作を描いた著者から垣間見える気がして…まぁこれは昨今の劣化したベルバラシリーズを知っている私の偏見かもしれない。
ただ、読んで何の発見もなかった。
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なんの話の盛り上がりもなく、中身や最後に簡単に死が入ってくるのも現実離れしている。
何より、男🟰成績優秀、教養に富み、女を養える という構図があの大作を描いた著者から垣間見える気がして…まぁこれは昨今の劣化したベルバラシリーズを知っている私の偏見かもしれない。
ただ、読んで何の発見もなかった。
お父さんも、お母さんの努力か時代か(←男は簡単には変わらない、ましてや見下してる妻の為には)優しく離婚して戻っておいでと言ってくれて、翔子良かったね。離婚せずにギリギリ夫婦な生活娘さんは勉強や進路に猜疑心でちゃってるけどね。
最終回の子供の気持ちについてだけど、
まだ女性(の稼ぎ)が大黒柱で旦那は主夫、というのが一般的で無い以上、子供は難があっても美化して社会で働いている父親は自分のために存在してるんだ、守ってくれるために生きてるんだって信じていくのだろう……。私の親族の、毎日ほんわか暮らす、美人のママでリッチな親族は居てっていう、私から見たら夢のように仲良しの家族のシングルマザー家庭でも、(自堕落で早世したモラハラ医師の父の姿も知らずに)私には父親が居ないから…って悲劇のヒロインしてる思春期の娘がいたなぁ。。。真実を悟った今は、死んでてよかった、グレてるところだったって笑ってるけどね。
……成功した女性すら旦那がいないと謗られ馬鹿にされ、後ろ盾がいるとわかるとピタッと嫌がらせが止まるような日本社会に住んでいるんだから、悲しいけど、仕方ないのかもね。シングル課程の子がマイノリティでなくなってどんどん就職していく頃、社会は少しは変わっているかなぁ。女性が(輝けと)働かされてより、相対的貧乏になり、地位が下がっていっているようにみえる日本の、将来に明るさは感じない。ある層への声援として書かれた『おひとり様の老後』の著者(♀)が女性からけちょんけちょんに攻撃されてるくらい、女性自身の民度も低いし。。
一生続かなくて、大金を払わせずに完結してなにげに完成度ある作品でした。私は高校時代、欧州に留学したことがありますが(平和目的の文化交流団体からだし私立だったから、優しくしてもらえた)、若い女性の職も赤ちゃんもある先生などが何人も、折りに触れて私に『結婚の前に同棲しなきゃだめよ』『暮らしてみないとライフスタイルが合うか、イヤなところあるか見えてこないよ』と話しかけてきてくれました。向こうは人権が保障されてるというか女性の地位が低い名残というか、離婚も何年もかかってしまうし、カトリックなら離婚自体できません。働く女性はjobはもてますがcareerは日本より持てませんし、未だ階級社会なほど差別的な文化ですから、独り(身)の女性には風当たりは強いです。
『日本で婚前同棲はまだできないなぁ…』と思いながら、どの国の女性も苦労してるんだなぁ、幸せになりたいよね〜、とか、感謝と共にシミジミ思ったのを思い出します。
普通の、少女らしくさえない小学生みたいなジーパンから過去へきたヒロインですが、王家の紋章のヒロインがなよなよと苦難に泣いてばかりいるのに比べ、こちらはシチュエーションは似ていても、戦いに出たり、短髪だったり、すこしボーイッシュです。普通のまるまる庶民の女の子っぽい主人公がハンサムな王子に愛されて…というのが少し嘘っぽいですけど、
感情移入するにはいいかも。
子供の頃に読んで、それぞれのキャラクターを愛しましたね〜。幼なじみの、しかも一緒に育った愛って、少し親からしたら無防備でしたけど(彼の素性は、名士の親が捨てられたときに手を尽くして調べればわかったかもしれませんから)、家族同士血の通ったものでしか解らない絆があるように、お互いのために存在してきた絶対的な恋愛で、とても特別な善いものだったと思います。ナタリーが相手を亡くした後、パリのセレブばかりの男女共学にいたとか社交界デビューしているとか、別の王子様を見つけられたような気もして残念ですが、
…昔の田舎のことですものね。。
私はヨーロッパしかもフランス語圏に、貴族の元でホームステイしてきたりしたので、
どんなにお人形のように美しい人達が存在するかも、血筋で気性なり知能なり何かが格段に違うことも身に染みてわかります。想像できないほどの魅力の人ってやはり居るんです。私的にはフランス革命時が舞台の波瀾万丈物、上原きみ子『マリーベル』と同じく、何度読んでも脳内フランス語で感情移入してしまいます。コレを書いた一条ゆかり先生は凄いとしか良いようがない‼︎
フランス語ではうまく訳されたのでしょうか、向こうでも作品として違和感なく愛されていると思いますよ。
主人公が貴族になったり王族になったり、
それでもマナーを習う不思議な場面があったりしますけど、
一介のOLや主婦には思いもつかない領土経営や自らの演出など、別世界へ飛べる要素が満載です。どの時代かはわかりませんが、革命や戦争を背にしながら必死に有るものを守っていく、その中の夫婦の幸せ、そんな緊張感も味わえて凄くシンプルな絵柄ですがストーリーとしてはお得ではないでしょうか。
最初の夫婦の交わりなどが不自然だし気に入らなかったため、星一つ減らしました。どの時代でもどのような文化のなかでも強○は唾棄される行為で有るはずです。
まじめに古文に取り組んで、源氏物語もいろんな訳がでていますからそれを原文付きで読んで、
自然と背景の勉強もしながら親しむようにすると、古文で日本語の奥深さもわかり、楽しくなりますよ!、似たような漫画が沢山でているようですが、間違えないように。
政権批判、僧嫌い、男性不信…たった千数十年前の長編文学は、読む女性をとろけさせた美やゆかしさ、性愛で目を楽しませながらも、読み深めるごとに深淵な意図を考えさせてくれます。その源氏物語をそのまま、できるだけ忠実に、細部まで美しく、読みやすい漫画形式に昇華したのがこちらの現代版で、安心して読んでハマって大丈夫です!。
皆さんも日本人なら、日常の出来事を、『あら、源氏物語の○○が○した時のようね』などサラッと引用できるような大人に、また女性なら肉体美でなく教養をほのかにのぞかせるような、そんなイイ女になってくださいね。
P.S. 有名な和歌を知っている、と « ひけらかす »んではなく、あら記憶にフッと浮かんだわ、と « ほのめかす »んですよ。どの程度がよろしいのかは男女を見定めるコワ〜イ描写もうんちくも山ほど書いてありますから、
読んで研究して…。。
無料分だけ読みましたが、
中途失明の鍼灸師の方に頼っていて、隻眼の者と暮らしている身からしたら、
髪の毛もだらしなく、治療可能らしいのに隻眼を治そうともせず、目をつむっても手術なんかできるとか宣う主人公は好きにはなれませんね…隻眼って、そんなに簡単なものじゃないです。酷使して残った片目もほとんど見えない人多いですしね。。私の家族は隻眼のおかげか一つの分野で成功はしてますが。
登場人物ぜんぶ、特にバカっぽい女の研修制が嘘っぽく、
こんなのに医師を目指されちゃかなわない…本当にこういうのが医術の世界と思う読者がいるとしたらそれもまた残念に思います。隻眼を治さないのは、もしかしたは、見えたり見えなかったりはまた生活が変わるので、診療に影響するから、とか精神的に耐えられない、とか、他に理由があるのかもしれませんけど。
何か病名が出てきたり、
ヤンキーと白杖ガール、だったかな、少し目の病気が世に知られるキッカケになるならまぁ良いかと思います。
一条ゆかり先生のよくあるパターンの、女性は長生きだから、年下の男性と…というのは良いと思います。就職とか早く産まなきゃとか悩みも多くてただでさえ体調が揺らぎがちな妙齢の女性をグイグイ引っ張っていく若い性欲ざかり(失礼!)の美少年。
古い作品なのでジェンダー観からしたらもちろんカチッとくる部分はありますけど、楽しく読めます。子供の頃のトラウマや素敵で魅力まで感じていた父を亡くしたトラウマは深いんだろうな〜、でも潔い主人公。昔の話なら、その父の兄弟(足長おじさん的な叔父)も資産に困らない美形の芸術家なんて いい話じゃないですか。
私も学者で素敵な伯父がいて、やはり子供時代から何かと逃げ場にも教師にもなってくれ、大人になっても誰にも話せない相談ができ、大好きです。そういう芸術家なりロマンスグレーなりの男性はなかなか日本にはいないから珍しい話なんでしょうけどね、やはり血が繋がってれば全ての面で真の味方ですよ。主人公の叔父は、性的なことまで触れたかもしれないけれど、遺して逝ってしまったかもしれないけれど、けして主人公が傷つくようにはしていないと確信しています…から、嫌悪感なく読めました(((((しかし若いのにキチンと遺言作っておくのも偉い←私も伯父を急かそうかなぁ 笑)))))。
出てくるお料理が、脂質過多(笑)の昭和初期の漫画とは違って和風で本当にグルメ風で、
子供心にも、こういうのが幸せなんだろうなと刷り付けられた…私たち世代は幸せだと思います。
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