天は赤い河のほとり

- タップ
- スクロール
- 少女漫画週間75位
無料イッキ読み:5話まで 毎日無料連載:2021/04/15 11:59 まで
あらすじ
夕梨(ゆうり)は中3の普通の女の子。ところがある日、水の中から出てきた “手”によって、古代ヒッタイト帝国に連れて来られ、命を狙われるハメに!?
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みんなのレビュー
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絶対に読んで損はない!
ネタバレありのレビューです。表示する
少女漫画史に残る名作です。ただの小娘として召喚された主人公が様々な人との出会い、経験を経て皇妃になるまでの物語です。
みんなの憧れの的の完璧すぎる皇子と結ばれる主人公の他にも政略結婚で愛のない
結婚生活を送り続けひねくれてしまったナキア皇妃、愛よりも夢ために死を選んだウルスラ、お局様まっしぐらの姉&ちゃっかり結婚した双子など女の人生も選りどりみどりで考えさせられます。
私の一番印象に残ったシーンは、ラストにナキア皇妃に感謝の意を述べるシーンです。
最後に一言、ラムセスとカイルが裸で殴り合うシーンと黒太子の生足がとてもスパイシーです(笑) -
王道ですね
昔、連載されていた時に読んでいました。当時は王家の紋章と国こそ違えど、タイムスリップした女の子が主人公だったりと、内容がカブっているなぁ、、と思ったものでした。
でも、王家の紋章の主人公が知略で危機を乗り越える頭脳派なのに対し、こちらの主人公ユーリはみずから馬に乗ったり、剣を持って戦ったりと行動派ですね。ユーリは自ら運命を切り開いていく勇ましさがあって強い女性そのものです。その一方でカイルに次第に想いを寄せるようになり、一途にカイルを想うところも好きです。また、カイルがユーリを想って恋い焦がれる描写のところは特に色っぽくてこちらもドキドキしてしまいます。
何度でも読み返したいと思わせてくれる素敵な作品です。 -
5.0
by 匿名希望18人の方が「参考になった」と投票しています。
是非タイムスリップして下さい
最初は、絵もセリフも何かと古い感じだなーと思い、ヒマ潰しに無料話数だけ読もうと思ったら・・・ドはまりしてしまった。
明け方まで夢中で読み続けること4日 やっと読破しました。でもまた直ぐに最初から読み直したい気持ちです。先が知りたくて気がはやっていたので、2度目はジックリと中身を楽しみます。
確かに王家・・・と似ている設定ではありますが、完結しているので安心感があります。しかも気になる伏線はきちんと回収され、且つ、後日談まであるので満足まんぞく。
また、登場人物一人一人の設定がしっかりしており、個々にスポットが当たるので色んな物語を読んだ気持ちになれお得です。そのキャラの性格が出来上がったバックグランドやエピソードもグッド!!スピンオフ的な余談ではなく、ユーリとカイルの2人に大きく関与していくので、目が話せない。大人になってからこんなにワクワクしたのは久々なので、日常に飽きた方は是非ともタイムスリップしてください。 -
5.0
by 匿名希望11人の方が「参考になった」と投票しています。
名作です!
単行本全巻&ファンブックを持つほど、この作品が大好きです。
初めて読んだのは中学生の時。自宅に姉が買った単行本が10巻ほどあり、読み始めたら止まらず朝まで読み続けてました。
それからは私が単行本を集め、何度も読み返してはその歴史についての本も読んだりしました。
ユーリとカイルの恋愛や敵国との戦いも見物ですが、やはり実史に基づいて描かれているストーリーが魅力的です。
私はこの作品に出会い、実際にトルコへ飛びました。そして、作品の舞台であるヒッタイト帝国の首都であったハットゥサの遺跡を自分の目で見てきました。
そうやって海外へ行くきっかけを作ってくれる、とても魅力的な作品です。
ぜひ沢山の人に読んでもらいたいです。 -
ネタバレありのレビューです。表示する
古代ヒッタイト史というマニアックかつ未解明な3300年以上昔の文明を舞台に、現代の女子中学生(ヒッタイトに飛ばされた当時)が奮闘する物語。
そうとだけ書くと、よくあるタイムスリップもののような気がしてしまいますが、読後の感想は、どっしりとした歴史マンガだと感じました。
私自身、はじめは主人公のユーリが現代人であることの必要性を疑問視していましたが、彼女の感性の裏付け、そして古代のメソポタミア文明に馴染みのない読者が物語の世界に入り込むためのエッセンスとして、その設定は大いに意味があったと思います。
それと同時に、まだ未解明の部分が多いとはいえ多数存在する学説や史実をきちんと踏まえ、古代ヒッタイト帝国のムルシリⅡ世の皇子時代からのストーリーを非常にドラマチックに描き上げた大河として、本当に楽しむことができました。
滅亡した帝国の史実を舞台にするというのは、ほとんどの場合、読者は、その先の帝国の「悲劇」を知ることができます。
ムルシリⅡ世の治世の平和は史実ですが、この世界に思い入れを持った読者が登場人物やその子孫を憂うことになるのが歴史系の小説やマンの悲しいところ。
この作品は、本編、番外編ともにそのもの悲しさを漂わせることさえあれど、悲観することはなかったように思います。
本編は「タワナアンナ」というテーマを一貫し、番外編でも主人公の性格と同じように、前向きで希望に満ちた完結を迎えて終わることができたのではないでしょうか。
彼女の子孫が日の昇る国にたどり着き、ヒッタイトが鉄を手にした頃にはまだ土器を作っていたその国に製鉄技術を持ち込み、そしてその血が主人公に受け継がれたのかも…と、読後もしばらく想像を膨らませ、余韻に浸ることができました。
主人公ユーリが美しい大人の皇妃に成長した姿が見たかった気もしますが、それはそれ。
終わり方云々を不服とするレビューも多く目にしますが、私は綺麗な終わり方で、さすがだな、と感じました。
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