4.0
可愛いし面白い
立ち読み後に購入。
王子達は依存するを以前別サイトで読んでいたので、安心感はあったのですが、やられました。
画力がある作者様と言う事はわかっていました、そんな方が真面目にフェチやストーカーを活写するとここまで面白いのですね。
太郎君のキャラがまた良いです。
ヒロインもお人形さん然としていますが、自分のアブノーマルさを受け入れているところがただ者ではない(笑)
まだ一話目ですが次も読みます。
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レビュアーランキング 22913位 ?
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立ち読み後に購入。
王子達は依存するを以前別サイトで読んでいたので、安心感はあったのですが、やられました。
画力がある作者様と言う事はわかっていました、そんな方が真面目にフェチやストーカーを活写するとここまで面白いのですね。
太郎君のキャラがまた良いです。
ヒロインもお人形さん然としていますが、自分のアブノーマルさを受け入れているところがただ者ではない(笑)
まだ一話目ですが次も読みます。
野球ってスポーツが夢の様な対象であった世代のお話しですね。
ミスターとワンちゃんと聴いてピンと来る人は多分はまります。
私はドンピシャなので一気に読みました。
所謂社会的に困った部類の人種ながら野球の才に奇跡の様に恵まれ周囲の人々にそっと助けられながらも夢を追い続ける父、小学校や周囲からは秀才と認められ自身もそう認識しているシニカルな息子、そして夢を持ち続ける夫を頑なに信じ愛情を持ちつつも離れて暮らす母。
キャラクターが本当に良い。
母は小津映画に出て来るヒロインの様だし、父は日常はどうしようもない悪たれ(だが憎めない)で暫し騒動も起こすのだが一度バットを握ると宇宙のはて、エジプトの砂漠までぶっぱなす神の様なバッティングを見せる(個人的には清原的だなと)強打者(但しプロはおろかアマにも属していない)そして息子がとても良い。
一見父を見下し、そんな父を思い続ける母に困惑しながらも、母の言い付けに従い一夏だけ離れて暮らしていた父の下で暮らす 。
端からバカにする、父を名前で呼び捨てる、罵詈雑言のオンパレード。
でも、本当は父さん大好き。
白球を空に打ち上げるただそれだけなのに、格好良いなあ。
そんな本音が時折覗けて堪りません。
ただ、これだけ世界観が昭和の香り満載なのに舞台が平成なのが納得行かない(笑)
野球と言う夢が輝いていた頃を懐かしむ事が出来る優れた漫画です。
新耳袋コミック版。
何人かの作画者からなるアンソロジー、鯛夢氏はその中で『山の牧場』『八甲田山』 『黒い塊』『バスの中の女』を作画担当した漫画家さんです。
なので正直今回は作家買いで購入しました。
怪談実話系とフィクションの差はあれど漫画としては面白かったです。
各話のメインキャラクター(棗はあくまで狂言回しなので)の持つ特性(八方美人とか聞き上手とか)をキャラクター本人の内面世界に誘い込み機械の部品に具現化して奪ってしまうと言う発想にニヤリ。
奪われたキャラクターが必ずしも不幸にならず(中には現実に戻って身から出た錆びで悲劇的末路を迎えるケースも)前向きに日常に戻るのが怪談の割には好ましいです。
怪談実話系でも優れた画力を発揮されている作家氏なので是非とも一読を。
可能であれば新耳袋コミック版サイト販売して頂きたいです。
『八甲田山』は特に(笑)
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