5.0
人心の描写がリアルで読み応えがある。
ハマりそうで遠ざけていた作品を結局読んでしまったという感じで、予想通りどハマりしました。
羅川先生の作品は小学生の頃から好きで読んでましたが、私が歳をとったからなのか、先生の作品がもっと深い人間の心の深層を描いているんだなと感じるようになりました。
歳のせいか主人公の心の描写も音楽の描写も一回読んだだけでは分からなくなってきましたが、読み応えがあって、切なくなる過去の回想シーンとかも涙が出て来ますし、読んでて本当に心が洗濯されます。完結してないのが嬉しいやら残念やら(続話待つのは辛くもあり楽しくもあり)ですが、先生を応援したいです。
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