4.0
誰でも近い感覚はあるのかも
そういう人生もあるのかと思いながら読んでいると、感覚的には近いものを感じたことがあるような気になってきます。友人のほうがなぜか人生うまくいっていて、なぜ私はうまくいってないのか、と、なんか複雑な感じに囚われる時とか。よくわからない感じを描くのが上手い作家さんだと思います。
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そういう人生もあるのかと思いながら読んでいると、感覚的には近いものを感じたことがあるような気になってきます。友人のほうがなぜか人生うまくいっていて、なぜ私はうまくいってないのか、と、なんか複雑な感じに囚われる時とか。よくわからない感じを描くのが上手い作家さんだと思います。
転生云々をナシにしてもいけます。女性が男装して頑張る話としても、もちろん。そう、女性らしい服装という縛りに、女性たちは長らく閉じ込められてきましたものね。さあ、どんなデザインで女性たちを解き放ってくれるのでしょうか。今、ユーリが安い報酬で制服を作らされるところです。
画が素晴らしい、この作家さんならでは。まるで映画を観ているようです。人物の表情、街の空気感まで。ストーリーは原作があるのですね。疑惑の中でちょっとずついろいろと判明していくスピードがちょうど心地良く、よく計算されて書かれているな、と思います。
レトロな面白さがあり、そんな時代だったなと思います。電話はダイヤル式。男山はコリー犬の名前ですが、そういえば当時はまだゴールデンレトリーバーは見かけませんでした。赤点やカンニングはあっても、全員、高校に通っているんですもの。昭和にタイムスリップできますね。
食材の名前がめちゃくちゃで楽しい。ケールは魚で、ミルクが木の実。遊んでますね。ほんわかなストーリーです。料理がテーマですが、実際の料理に役立つほどの内容ではなく、料理コミックとはいいがたいので、星4つ。ドラマチックさには欠け、自立物語としては現実感がありませんが、雰囲気はよいです。
魔王討伐のその先に、こんな物語があるなんて。物語は終わらない。ずっと続いていく。ゆっくりと成長していく、つまり歳をとっていくことですが、歳をとるのも悪くはないね、という気分にさせてくれます。千年も寿命があったら、そりゃなかなか大人にはなれないわ。
いつの時代の作品なのかと思ってしまいました。まあ、こういうのもありなのかな。けっこう好評価みたいでしたので。でも、大人の女性向けという感じではないです。特に海外旅行の場面。リアリティがなさすぎ。う~ん、小説家という設定なのに、お話がありきたりだなあ、と。これからなにか起こるのかしら?
不倫というテーマだけでなく、その不倫の周辺までを含めたドラマです。その軸にあるのが、アラフォー女性の恋ということになり、夫への嫌悪感と、禁断の恋(というべきか、失われたときめきへの切望というか)の狭間で、苦悩する。ストーリーとして秀逸です。
絵も奇麗ですし、お話もまあまあですが、ヒロインの心がかなり歪んでいるという印象です。作者はプレッシャーを抱えながら描いているんでしょうね。お子ちゃまが、現実世界で成長していくというテーマなのでしょうが、ヒロインがお子ちゃまがすぎるところでマイナス1としました。
ありえない話ですが、マッチングアプリの出会いって何があってもおかしくない闇があることも事実。女の子がさらわれてくるストーリーはよくあるけど、男が釣られてやってくる。主人公のバカぶりが、冗談じゃなくなってくるという怖さ。ホラーとしての完成度はよいと思います。
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