5.0
似たようなこと、ありますよね。
妊娠中に何かウィルスに感染するのではないかと外出せずに一日中取り憑かれたように部屋の掃除をしていた友人。
産後、我が子の顔を見てこれからの責任に押し潰されそうになり、子どもなんかいらない!と暴れて、院内の精神科にストレッチャーで運ばれた友人。
ずっと昔の事です。
友人達は今は笑い話しにしていますが、当時は誰でもそういう風になることがあるのだな、と思いながらも心配したのを覚えています。
個人的には、このようなコミックでひとつの体験を知ることが出来るのは大切だと思いました。
友人から打ち明けられたのが少し回復してからで、渦中の際は孤独で抱えてしまうものだと感じたからです。
これは違うんじゃないか、勝手に断薬したのでは、閉鎖病棟が悪く描かれている…と、それぞれの立場から見ると様々な意見が出て当然ですが、レビューに今の世相の縮図を見るような気持ちになりました。
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