5.0
ただただ哀しい
田中さんのまっすぐで自分に誠実な生き方…もう田中さんやあかりちゃんの未来に触れることはできないのですね…哀しい、とても哀しい。天国め芦原先生が描く続きでは、田中さんもあかりちなんも笙野も小西もみんなみんな幸せになっていますように。先生もキャラクターのみんなも優しさに包まれていますように…。
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田中さんのまっすぐで自分に誠実な生き方…もう田中さんやあかりちゃんの未来に触れることはできないのですね…哀しい、とても哀しい。天国め芦原先生が描く続きでは、田中さんもあかりちなんも笙野も小西もみんなみんな幸せになっていますように。先生もキャラクターのみんなも優しさに包まれていますように…。
芦原先生が作品を通して届けてくれるメッセージは、どこまでも優しい。無視しがちな心の小さな傷に染み込んで、癒してくれる。本作品もそう。洋一さんの不器用さ、柚希の葛藤と熱意と努力…その中から生まれてくる愛。
芦原先生の作品がもう読めないなんて。
なんて穏やかでやさ優しいエンディングだろう。機能不全家族にいながらも、将来を見据えて家族の誰に気取られることなく見えないところで他に足をしっかりつけて、自分を理解して愛してくれる最愛の人に会えて。確執のあった母にも思いの丈をぶつけて…そして主人公を含めいろんな人の視点から見た話の展開も良かった。
この先生の描くストーリーは、どこででも起こりそうだけどほんのちょっとありえない奇跡みたいな偶然から始まるところがステキ。年下彼との出会い方も無理やり感がなくて、彼がまきちゃんに惹かれた理由もスムーズに分かるし、それがキュンとする。絵が雑だけど、それがねちっとしそうな展開もうまいこと中和させてる。
コミュ障の下っ端料理人が、ある日突然引き抜かれてスーシェフに…と同時にアーティストしか住まないアパルトマンは引っ越し…コミュ障さんにはそれだけでも大変だろうに、個性豊かな同僚や隣人たちとの交流で人としてぐんぐん育っていくジル…目が離せない!
ろくに仕事もしない、できないのあざと姫が、会社の小人たちにちやほやされるのに、ハイスペ男子に嫌われるところとか、もうスッキリ!小川さんに幸あれ!あと絵が可愛いから、あざと姫の毒が際立って雨白い。
現代を前世として生まれ変わった先が…っていうのはよくある設定かもしれないのだけど、魔力?の使い方とか設定がおとぎ話っぽくて好き!絵が可愛くて繊細なので、ファンタジーな描写が心に残ってよきです。
FFやDQにハマりまくっていたので、ゲームコンプリート後の世界に触れている感じがして最高!抒情的なストーリー、綺麗な絵…最高!ヒンメルがあちこちに自分達の銅像を建てさせた理由も切なく優しい…
同タイトルでお二人の絵師さんが描かれていますが、ストーリー展開的にはアニメと同じ進行のこちらの方が好き!アニメではすぐに吸収できない中国語っぽい名称の復習にもなるし。
きっと短編で終わるはずだったストーリーをここまで緻密に練り上げて、伏線をちゃんと回収するテンポの良さがいい!クロサキのカッコ良さ、照ちゃんの一途な素直さ…キャラの性格もいい。、
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