1.0
最後がスッキリしない
モラハラ旦那にこき使われている娘と、それを気遣う娘の家族…に見せて、実は家族がクズだったという話。旦那がどんなに良い人か分かるので、課金して読み進めた方が良い。
ただ最後の2話は、思いやりの無い夫と義両親への不満を全て娘にぶつけていた母親が、自身を省みる展開となっている。そして、母親は新しく一歩踏み出すことにしてメデタシメデタシ。甘やかされてロクデナシの泥棒に育った息子と、自分勝手な父親は何の反省もしっぺ返しも無いまま。読み終わると苛立ちが残る。
この話はあくまでも、母と娘がテーマであり、男は添え物でしかないのかもしれない。そう思わせられる。
- 7