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読んでいてとても辛くなる内容でした。
主人公の受けた過去の傷はなかなか癒えるものではないと思います。支えてくれる人が現れたけれど、たまに男性としての欲望を口にして少し違和感を覚えました(主人公がなんとも感じなければいいのかな…)。かなり前に読んだことがありますが、今回もずっしり心に残りました。
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読んでいてとても辛くなる内容でした。
主人公の受けた過去の傷はなかなか癒えるものではないと思います。支えてくれる人が現れたけれど、たまに男性としての欲望を口にして少し違和感を覚えました(主人公がなんとも感じなければいいのかな…)。かなり前に読んだことがありますが、今回もずっしり心に残りました。
今の漫画なら、幼少期体験から来る性の拒否は、かえって乱倫になって現れると思う。それにしても、この20年でこの種類の経験による外傷についての研究は進んだと思う。幼少期の被害など、今では誰も驚かなくなった。そんな記憶を自ら作り出しているケースもあるらしい。
被害者、加害者、その家族良く描かれているとおもいます。犯人が捕まってもまだ小さな子供にしか興味がない変態がある一定数いるという現実を伝えてくれました。子供を持つ親として、一度読んだ方がいいかもしれません。
昔、読んだ作品です。内容はとても重いですが、私は被害者の立場に共感して夢中で読んだ記憶があります。単なる興味本位ではなく、真摯に向き合われた作品に共感を覚えます。
津雲先生のお話は何冊か読んでいます。
その度に物語に引き込まれます。
今作は闇の部分が目を被いたくなるほどで、犯人に怒りを感じました。
こんな思いをしても自分に向き合う主人公に強さを感じました。
ずーっとこの方の漫画ファンです。
絶対に裏切りません。あまり中古品にも出回らないので、ここで購入することが1番じゃないでしょうか。
津雲先生の御冥府をお祈りします。
主人公を支える恋人の「生きていれば傷は治る」という言葉が心に染みます。
苦しみながら、それでも事件と向き合ってトラウマを克服していく主人公の姿に感動しました。
絵も綺麗で、心情描写も丁寧。一気に読んでしまいました。オススメです。
古いマンガだとは思いますが、自己中な人間、自分の欲しか考えてない人など悲しい事が多々かかれていて、今の時代でも実際にあるような状況、複雑な感情と人間模様に引き込まれていきました。いい人?と思わしといて実は誠実さはなし、欲だけとか、現実的。
世間を騒がせた事件を思い出させる内容です。フィクションでしょうが小さい子にしか興味がない人が世間には確実にいると思うと恐ろしいです。どうにかならないものかなぁと思います。
幼い頃に、変質者におそわれた傷をもっている主人公が、犬と散歩中に自分と同じような事件にあったと思われる少女を発見し、失神して倒れてしまう。傷を抱えて恐怖とたたかう彼女に好意を寄せる人がでてきて…。普通に恋愛できず、つらそうなお話しでした