【ネタバレあり】望まれぬプロポーズのレビューと感想

あの夜の真実

美しい三姉妹の末っ子は、姉に相手が誰か話さずに一人で双子を産み育てていた。三姉妹で父親の仕事を引き継ぎ、裏切られたバレリーの負債を抱え込み怨みながらもささやかに幸せに暮らしていた。ある日、双子の父親が現れ父親としての権利を主張してきた。彼女をよく思っていない彼は子供を取り上げようとさえしてくる。必死で抵抗するうち、結婚を提案する。彼もそれを受け入れる。愛のない契約結婚。すぐに後悔するものの他に子供を守る手立てのない彼女は絶望に打ちひしがれる。新しい生活は彼女には苦痛でしかなかった。島の生活の中で自分探しを始める。バレリーの身勝手さに許せない気持ちでいっぱい。ラストは納得出来ないですね。

出会った瞬間から惹かれ合っていたのにバレリーの言葉でサンダーはルビーを拒絶した。6年後にルビーと子ども達の前に現れて結婚することに。サンダーは家庭環境が複雑だったので愛情を表現するのが不器用ずっと気になっていたのにね。

勘違いと妬みと

最終的には幸せになった…と思うので許せますが、妬みで家族を不幸に落とし入れた女は許せないなぁ。そこに正当性は見られなかったよ。

ハッピーエンド、なのにスッキリしない感じです。
騙されたり邪魔されたりした人が簡単な謝罪をしただけで許せるのか・・・
自分に置き換えたら無理な話です。

ヒーローもずっと上から目線だったのでトキメキませんでした。

色々最初はこじれて男性のひどい仕打ちに舌打ちしそうになりました(^◇^;)
ただ、きちんと最後は大団円の作品で三姉妹のシリーズ2つ読めました。

うーん

漫画にまとめてあるから、仕方ないのかもしれないけど…シリーズの長女編も読みましたが、結末があまり頭に入ってこなかった。
そして、ルビーがどうして、ここまでされて彼の母親をかばってあげられるのかが分からない。まぁ、でも、無事解決して、三姉妹が幸せになったなら良かった。
でも、二女の話が読みたい…

大団円

まさかバレリーも含め丸く収まって一緒に働くまでになるとは思いもしませんでした。ラストを知ると旦那達がオマケに見えてくる(笑)

三姉妹シリーズの完結編？

三姉妹シリーズの末の妹のお話になります。
父の会社を陥れた女性を探し出すべく忍びこんだパーティーで運命の出逢いを果たすルビー。

しかし、そこで出てきた名前もまた彼女の名前だった。


何か今までのシリーズが綺麗にまとまって終われている印象でした。
ただ、次女の話がないのですが。。。