【ネタバレあり】まんがグリム童話 令嬢アイセの秘事のレビューと感想

下手なホラーより怖い
最初のアイセの物語だが美しい娘が養父に汚されて酷い目に遭うのかと思いきやとんでもなかったのこいつじゃねえか！って展開に総毛立ちました。
不幸自慢に張り合う人種や憐れまれることに味をしめる歪な精神の人間がいるのは知っているけれどアイセのはまた違った意味でヤバい。
利用しようとした奴らが自業自得と思えないほど怖い後味でした。

アイセの話しのみ読みました
なんて可哀想なんだ…と読み進めていましたが、最後に大どんでん返しでした
そうゆう人いますよね、それこそ哀しいですが…
個人的に、水小屋？で無理矢理されそうになって、その後想ってた人と即合体、その最中にその人が撃たれて、またまたその後即伯父と合体する事を運命として受け入れられるものなの？
いくら不幸好きとはいえ、理解不可能でした

こういう精神疾患は、今も昔も少なからず存在したのでしょうね。人の心って複雑で繊細です。悲劇のヒロイン症候群てきな感じでしょうか。ただ精神病といっても、毒性のあるお茶を飲ませ続けたり、妙に知能犯なところが怖いです。本人が不幸でハッピーならそれでいいけど、周りを巻き込まないでほしいですよね。

森園先生の作品

森園先生の作品が大好きで読み進めています。絵が美しく、世界観に惹き込まれてしまいます。性の描写も先生によって美しく輝きを増しています。すごい方だと思います。

最初は普通の女の子と思っていたアイセが実は悪女、不幸でなくては生きていけなくてその為に周りを巻き込むというのに驚きました。最後の最後に、ビックリしました。

本当に怖いのは？

無料分読みました。最後の話を読んで本当に怖いのはアイセだったのかと思いびっくりしましたが、おばさん？も自分のことしか考えていない嫌な奴だったのでザマァ見ろと思いました

何も考えてない利用されているだけの主人公かと思いきや、裏で婦人を殺したり恐ろしいです。
実在した人物かわかりませんが歴史が好きなので調べてみようと思いました

懐かしの藤本ひとみ

藤本ひとみさんが好きで、その原作とということで読みました。とても難しい内容ですが、迫力のある絵があってるとおもいます。

タイトル通り

最初は可哀想な女性が利用されているのかと思いきや、なんだか裏がありそうな…
と思ったところで、ぽんと立場が変わる
まぁ、よくある話ですね

愛と欲望がうずめく世界に翻弄される男と女たち。家の名誉のため、お金のために女を結婚させたりする様子。