【ネタバレあり】罪つくりな遺言のレビューと感想

契約結婚

一時期 義理の兄妹だった２人が期限付きで結婚を強いられることになり、一緒にいるうちに以前想いを寄せていたジャスパーに再び心奪われるヘイリー。一方ジャスパーも大人になったヘイリーに惹かれ始めるもつい突き放してしまう。
ジャスパーにも色々と思うことはあったのかと思うけど、全体的にヘイリーがかわいそうに思えて、、せめて最後はジャスパーが迎えに行ってあげてほしかった。

真実は

ジャスパーは大切な兄を守る為に汚名をきせられたまま父親と仲違いしたまま誤解されたままでいた。亡くなった母親の屋敷を相続する為にヘイリーと偽りの結婚をする。それは偽りではなく、2人は本当は愛し合っていた。誤解されたまま過ごす2人…ラストまで、話に引き込まれて一気読みしました。話が少し複雑でちょっぴりテンポが早かったかも…

泣く、けど…

実は家族を大事に思い、犠牲的精神での数々の行為だったのだろうけど問題に向き合うのは本人であって代わりは出来ない。
というかだからといってそのしわ寄せがヒロインに向かい、キズつけまくるのは心弱いなって思いました
最後は素直になったが彼のプライドが邪魔をしたとしても最後は向かえに行って欲しかったな

家を相続出来るのが、義理の妹との結婚。
どうしてそんな遺言を残したのかは謎だったけど、麻生先生の作品は間違いがありません。
お兄さんの話とかもないのかな？