みんなのレビューと感想「唇に氷の契約」（ネタバレ非表示）

誤解

亡き父の会社を守るシルビアの前に現れた彼は、以前別れた愛しい人だった。彼は会社の為に政略結婚を申し込む。彼には、マーラがいるはずなのに何故？悩む知るシルビア、結婚後も彼は何故か優しい。彼を愛してるからこそ苦しむ…何故彼はこんなに優しいの…ハーレクインにしては少し長めの話です。

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この本を読んで、最初に思ったことは
2人とも、何でこんなに素直じゃないのよ〜
イライラして読みながら
素直になりなさい と、声に出して言ってました。笑笑

やっぱり…

盛大な勘違い。
浮気と思われる現場を一度見ても、二度、三度と確信がもてるぐらいの裏付けをとってから、次の行動にうつりませんか？
…という冷静な第三者がいないことが、この手のお話の悲劇ですね。
まぁ、でも、悲劇が起こらないと話が始まらないので、仕方ないかもしれませんが。
思い込み激しく、やることは明後日の方向に飛んでいるのが、この手の話の特徴であり、魅力ですね。

まわりの人に振り回されすぎるふたりがもどかしかったです。普通に相手に真実を話して話し合えばすれ違うこともなかったのに。