4.0
迷走したけど着地はしてます
女学生になった鈴子。
まだ幼い見た目だけど、津軽とのお付き合いも始めて、前作よりも恋愛要素たっぷりかと期待してたのに。
失踪、渡欧、元カノ、スパイ容疑、国家転覆、なんだか前作よりも探偵物語になっていた。
ひなと愛染の退場が遅く感じたし、記憶喪失のエピソードは先生、やっちゃいましたね、と残念にも思えた。
春時兄さまが決着をつける為だとしても、安易だったような。
出発点の遊郭に戻されて、そこへ津軽がかっこ良く迎えにきて、自分の夢も見つける鈴子。
とってもいいシーンだったけど、ここまで長かったなと。
平賀さんで良くない?と本気で思いました。
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