5.0
感慨深い
仲間が翔を思いやる姿にとても感動しました。特に須和くん。誰よりも翔の事を考えているように思えました。翔はそんな風に周りから思われていることを知らずに生きてるわけですが、10年後に種明かしされるなんて場面があるのなら見てみたいですね。
この作品を読んで思ったのは、自ら命を絶とうとしている人は救おうと思えば救えるということ。
実際は未来から過去へ教えるなんて事は不可能だし、今そばにいる人をこの人死にたいのかもなんて目で見ることはないので難しいけれど、いまを大事に考えて生きてというメッセージは深く伝わりました。私はこの作品と同じような体験をしました。あの命は救えたのかもしれないと後悔し、それは消える事はありません。この作品は本当に感慨深く、仲間がかける言葉ひとつひとつに感動しました。
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