4.0
歴史漫画の王道!
「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレの亡くなった「フランス革命」の数年後のナポレオンの皇帝になるまでの成り上がりの話です。
さすが、池田先生の作品らしく絵柄がゴージャスで美麗です。それから、先生の作品にかける情熱を感じます。膨大な歴史研究をされたのだろうと推察します。
なので、サクサク読むのではなく、じっくり一度目は注釈を読んで予習?してからで、その後絵柄を堪能してからもう一度読んで欲しいです。
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「ベルサイユのばら」のオスカルとアンドレの亡くなった「フランス革命」の数年後のナポレオンの皇帝になるまでの成り上がりの話です。
さすが、池田先生の作品らしく絵柄がゴージャスで美麗です。それから、先生の作品にかける情熱を感じます。膨大な歴史研究をされたのだろうと推察します。
なので、サクサク読むのではなく、じっくり一度目は注釈を読んで予習?してからで、その後絵柄を堪能してからもう一度読んで欲しいです。
導入部は、ベルばらを盛り上げてくれた、アラン、ロザリー、ベルナールの日常会話を通して
フランス革命に懐かしさすら覚えつつ、その後の国内外の紆余曲折を読み手に伝えてくれる親切設計。
ナポレオン自身にこちらの興味がうつったところで
解説者がいなくなりますが、わたしはあまり違和感は感じませんでした。
もっと早くこの作品に出会っていたら、世界史の点数もあがっていたかも⁈
膨大な資料を読んで娯楽作品に落とし込むのはとてつもない時間と労力が必要だったと思います。
作者の技量にも感動してしまう。
舞台は革命直後のフランスそして近隣諸国。ちょうどベルばらで語られた物語のその後をリレーするような形になっています。歴史の勉強はイマイチ苦手でしたが、池田先生の手にかかると、とんでもなくドラマチックで手に汗握るストーリーにたちまち変貌するから不思議です。
ベルばらの余韻に浸って彼らの生き様に思いを馳せている方、ぜひその後を受け継ぐ世界も訪ねてみてください。
ナポレオン以外の登場人物も多岐に渡り、興味深く読めました。
途中画像が小さく読みにくい部分もあり、また真面目に内容を見ていないと話がわからなくなったりもしました。
ナポレオンについて、漫画で知りたい方には適していると思います。
お遊び度は低めで、無料分を1日ずつだと話を忘れがちでした。
ベルばらでお馴染みの池田理代子先生の歴史マンガ。アランやロザリー、ベルナールなどベルばらのキャラも健在で、上手く創作と史実をミックスした読みやすい作品です!絵が劇画調で苦手な方もいるかもしれませんが、一読の価値ありです♪
母がベルサイユのばらが好きで、その影響で子供の頃テレビで見てました。
日本史も世界史も好きではないですが、マンガが好きなので歴史上の出来事が分かりやすく入ってきます。
ナポレオンが結婚し遠征、アルプスへ繰り出すシーンまで読みました。簡素な結婚式が後にどんな影響を及ぼすのか今からドキドキします。
学生時代は世界史より日本史が好きだったので、ナポレオンのことはよく知らないけどあまり良いイメージがなかった。こんなにも一人の女性にひたむきになる人だったんですね。
どんなふうに皇帝にまでなるのか、楽しみです。フランスとその他の国々との関係もわかりやすく勉強にもなります。
女性の観点からの愛憎でナポレオン史が書かれているのがちょっとのめりこめない原因です(少女漫画なので仕方ありませんが)。どうして欧州列強がフランスを目の敵にしたのか、フランス兵が頑張れた理由、ナポレオンの戦法と貴族司令官の欧州との違いなどちりばめてくれたら★5つでした。
池田理代子先生の作品はベルばら本編以外は読んだことがなかったのですが、こちらも面白そうです。ナポレオンの存在自体はもちろん知っていますが、詳細はあまり知らないのでこちらを読んでナポレオンのことを知りたいと思います。
ベルばらに登場したアランやロザリーが出ているので読み始めたら、止まらない!
バスティーユ陥落後の混乱期からナポレオンの時代の歴史がよく分かる作品です。
池田先生の作品はどれも史実と架空の人物が見事にリンクされていて、スゴイです。