囀る鳥は羽ばたかない

あらすじ

ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長。本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。部下には手を出さないと決めていた矢代だが、どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由によりその誘いに応えることができない。自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──。

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囀る鳥は羽ばたかない のスタッフレビュー

むーさん

セピア色の似合う、渋くてほろ苦い…やくざでドMな若頭の物語

スネに傷を持つキャラが織りなす、何処となく狂った人間模様

極道の若頭・矢代。普段は飄々としていて、どこかつかめない男である…が、実は組の若い衆に日ごと夜ごと攻められるのが好きなドMで変態・淫乱。

しかし、それは過去のトラウマによるもの。自分では歯止めがきかない欲求の奴隷として、ぐちゃぐちゃに乱れる日々は、それ以上もそれ以下もなく淡々と流れていくのだった。

そんなある日、部下に元警官の百目鬼を迎えることになる。何に対しても動じない、いかにも真面目な百目鬼に、矢代は徐々に惹かれていく。

それぞれのキャラの背景が味わい深く、とても渋い仕上がりのBLです。

日々男たちに抱かれる若頭、それを静観する百目鬼――両極端の存在

見どころは、各キャラが持つ“傷”が断片的にストーリーに織り込まれているところ。

中でも印象的なのが、若頭が若い衆に抱かれる姿を何の感情もなく見つめる部下、百目鬼の存在。

さらには、自分がいきなり若頭に愛撫されても、全く動じない。

サイボーグなのか!? おい!百目鬼!

…と、それは過去のトラウマのせいで、そういう感情が欠落しているようです。そんな状態でBLが成立するのか!? と思いますが、ご安心を。そこはヨネダコウマジックで、うまく魅せてくれます。

一方、百目鬼に見下されながらも百目鬼を感じさせようと試みる若頭・矢代。

百目鬼の無機質な視線で見下される快感にハマり、“部下には手を出さない”という自分のルールを破り、日々、百目鬼と淫らな行為に及ぶ。

どちらが激しく愛するということなく、淡々と進む「部下×若頭」が、他のBLとは一味違った雰囲気を醸しています。超オススメの逸品です!

2016/04/13 10:30

ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    ネタバレありのレビューです。表示する

    じっくり読むBLとしては最高です。

    矢代と百目鬼、お互いにもうなくてはならない存在なのに、離れてしまいましたね、、。
    完結してないので、最終的には二人で生きていくような最後を希望しますが、、。

    百目鬼は一途すぎて不器用で、矢代のそばにいるだけならいくらでもやりようがあったと思うけど、それが出来ないのが百目鬼で。

    矢代は誰かに愛される自分というものを拒絶していて、切ないです。優しさを知ってほしいと思ってしまいました。

    とりあえずここで区切り。
    社長になった矢代と、どこで何してるかわからないけど、何かを決意した百目鬼。
    二人の最後を見届けたいと思います、、。

    あと、七原の矢代への忠誠心や、三角さんの溺愛など、脇キャラも魅力的です。

    極道なので、殴る蹴るは当たり前、矢代は誰とでもやる変態として描かれているので、苦手な方はご注意を。

    ストーリーはすばらしいですが、すこし重め。
    何度か読み返すとより楽しめる作品かと。

  2. 評価:5.000 5.0

    32人の方が「参考になった」と投票しています。

    もっていかれます

    ヨネダコウさんの作品は全て見ています。
    画力は申し分なく、とにかく内容がいつもその世界にぐっと読者を引き込む力がある、そんな大好きな作家さんです。

    「ヤクザもの」ではあるんですが、他のヤクザものとは比べ物にならないくらい深いです。ただ刺青をして、ヤクザという設定のBL本ではなく、ヤクザ本来の裏の世界のエピソード(カタギだったら描けない内容)も、しっかり描かれています。

    とくに登場人物一人ひとりの心理描写はとても鮮明に、時には朧げに書かれ、読者の共感やもどかしさを誘います。

    ただエロいだけ、切ないだけ、ではなく、BL特有のエロさもあり、色気もあり、切なさもあり、哀しさも詰まった大作だと思います。

    内容重視の方なら買わない手はありません。あと、少し重ためだったり、切ないエピソードが好きな方なんて、もうたまらないと思います。
    本当に買い出したら止まりません。
    私は追加課金しました。

    ヨネダコウworld全開のこの作品、
    読んでみる価値しかありません。
    全力で、オススメします。

  3. 評価:5.000 5.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    白と黒の世界

    ネタバレありのレビューです。表示する

    ヨネダコウさんの作品のなかでも代表作と言っても過言ではない内容。

    主人公矢代の重過ぎる過去。その過去を痛みで麻痺させて無理矢理快楽へ持って行く。その側近で矢代のボディーガードとして付く百目木。彼の過去もまた重過ぎる過去なんだけど、この2人が過ごす時間がいつのまにか2人の雪解けになって行く過程が綺麗に描かれています。

    最新刊ではやっと2人が結ばれましたが、矢代が流す涙が切な過ぎましたね。光と闇、白と黒の世界。矢代が百目木を真っ直ぐに見るのが怖いのはそんな世界が温かいから、ずっと泣きたかったんだろうな。

    続編期待してます!

  4. 評価:5.000 5.0
    by 匿名希望

    5人の方が「参考になった」と投票しています。

    せつない

    BLは基本好きではありませんが たまたま BLものを読むうちに レビューの高いこちらの作者に辿り着きました。ヨネダコウさんの作品はいつのまにか 心を奪われて ついつい 一気読みしてしまいます。その中でも この作品が1番好きです。自分にはあてはまらない環境だけど 理解できる感情があり 切なくもうらやましくもあり これからの展開が楽しみです。はじめて読む時はストーリーが気になって細かい箇所まで 気づきませんが 何回も読み返していく内に奥が深いとあらためて感じ 作者さんがすごく考えてストーリーを作っているんだなぁと思います。
    単行本でも買いたいと思う作品です。
    BLはちょっとなぁ...と躊躇されている方
    是非 この作家さんの作品を読んでください

  5. 評価:5.000 5.0
    by 匿名希望

    3人の方が「参考になった」と投票しています。

    最初はわかりませんでしたが…

    ヨネダコウ先生の作品は全て作者買いしています。これは長編だし最初躊躇っていました。ヤクザものもBLも元々興味なくバイオレンスな表現が苦手で矢代の設定上下が多過ぎて、正直30話くらいまでは星2か3つの評価と思っていました。
    しかし!しかし!!段々物語が繋がりはじめて登場人物も魅力的になってきて、百目鬼と矢代の関係が切なく気づけばドハマリしていました!矢代の色っぽさ!!もう私の日常生活すらままなりません!!!
    これは気軽に読めるもんじゃないです。最初??となっている方も二人が結ばれる70話くらいまでポイントがっつり用意して読めば絶対後悔しません!

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