5.0
21歳も歳が離れた男性と少女を軸に、子供たちも大人たちも成長して行くお話です。
設定はとても現実離れしているのに、なんだかとてもリアルで、子供の頃の早く大人になりたかったもどかしさや、
大人になって感じる胸の痛みなど、とても繊細に描かれています。
細かい描写が上手い!
そして、主人公の男性が少女への気持ちを自覚して行く部分は、その設定だけ聞けば眉をひそめるような設定なのに、ほっこり優しい気持ちになるし、ニヤニヤが止まりません(笑)
二人のラストを、読者に想像させる終わり方にせず、ちゃんと描き切っているところもスッキリして良かったです。
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