3.0
くどい。
大正風な雰囲気作りたくて古めかしい言葉遣いにしてるのがなんか無理やりっていう感じがして、冷めちゃいました。不思議遊戯の頃読んでいたので、それから渡瀬さんどうなったかなーと気になって無料ぶんだけ読みましたが、一話でげんなりしてやめてしまいました。
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大正風な雰囲気作りたくて古めかしい言葉遣いにしてるのがなんか無理やりっていう感じがして、冷めちゃいました。不思議遊戯の頃読んでいたので、それから渡瀬さんどうなったかなーと気になって無料ぶんだけ読みましたが、一話でげんなりしてやめてしまいました。
じっくりと読ませてくれる作品だと思います。私はあまりBLは好みではないんですが、この作者さんのものであればと読んだ作品です。
独特の世界観。
渡瀬先生だからこそなせる作品かな。と。
内容にしても絵にしても、どちらもないと成り立たない作品のような。
好みは多分別れます。
はっきり別れるかと。
人は誰しも宿命を背負って生まれて来るけど、みんな愛されること、人を赦すこと。そういったメッセージを受け取りました。
正崇、蒼磨、桜子。
不遇な出自のために、大抵は親から注がれる愛に恵まれなかった生い立ちは自分の存在理由を求めながら煩悶として生きていくという哀しさをもたらしたのでしょう。
後半の「何のために生まれてきたのでしょう」という叫びは胸を打ちます。
かろうじて、兄弟のあたたかな繋がりが愛すること愛されることを僅かに知り得たことが最後に正崇、蒼磨の救いのきっかけになったのかと思うと、人間が最初に出会う家族からの愛は人格形成のために尊いものなのだなぁとしみじみ思いました。
加藤の行為も、親が子を思う故の愛かと思えば納得がいきます。
ストーリーは暗く重いですし、男性同士の愛、過激なシーンもありますが愛の重さの何たるかを描いた秀逸な作品です。
抵抗のない方にはぜひ読んでいただきたいです。
少女漫画を描く作者さんのイメージでしたが、こちらは同性のお話ですが、最高に美しくて、哀しくて、儚くて、力量に驚かされた作品です、お勧めです。
この手ジャンル、普段なら絶対読まないのですが渡瀬先生の作品なので(笑)
絵もストーリーもきれいです。
渡瀬先生のファンならば読むべき作品です。
明るい話ではないのでおすすめはしませんが・・・
作者さん買いです。
ふしぎ遊戯からファンですが、絵も相変わらずキレイで内容もとてもいいです。いわゆる少女マンガのイメージの方だったのでどうかなーと思い心配しましたが、絵柄とお話がとても合っていました。続きがとっても気になります。引き続き購入したいです。迷ってる方、おすすめですので読んでみてください。絶対正解です。
BLではなく、人間ドラマだと思いました。
確かに、男性同士が交わるシーンがたくさん出てきますが、単純な恋愛ものではなく、もっと大きな人間愛的なものを主人公の二人には感じます。性別を越えた、究極の愛なのかな、と思いました。
複雑な生い立ちや環境ゆえに、屈折した様々な愛が、親子の、夫婦の、兄弟の、主従の絆を紡いでいく。
こんなにも愛しているのに、結果として、歪んだ情事でしか得られない絆…。
最後まで涙が止まりませんでした。
BLというジャンルでは括れません。