櫻狩りのレビューと感想

櫻狩り
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  1. 評価:5.000 5.0

    切なく、悲しく、胸がキュッとなる

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    最初は話の分野的にあまり興味がなかったのですが、渡瀬悠宇さんの作品が大好きなので、読んでみることにしました。が、読み始めていくと、蒼麿が正崇に引き込まれていくように、私も話にどんどん引きこまれていき、気がつくと最後まで一気に読んでいました。

    BLと言っている方もいますが、そういう分野でくくって欲しくないような、また別の次元の話のような気がします。

    途中とても過激でしたが、渡瀬さんがここまで描写をする作品は初めてで、新鮮でした。このお方は、作品ごとに全く色を変えていて、本当に同一人物の作品?!と、思うくらい。読み手を飽きさせないところが素晴らしい。

    最後は、なぜ佐藤がそんなことをしたのか?蒼麿はどうなったのか?正崇は…?!と考えることが止まない終わり方をしたので、その後数日、眠れませんでした。(笑) 後の解釈は読み手次第、という感じです。本当に悲しく、辛く、涙が溢れました。でも決して後味が悪いわけでもなく、最後の正崇の表示と桜が、心にある種の安心感を残してくれました。

    渡瀬さんが以前ブログか何かで、絵が描きたいんじゃなくて、伝えたいことがあるから描く、というようなことをおっしゃっていました。まさに、伝えたいことー愛とは何か、を描いた、素晴らしい文学作品だと思います。

    by katay
    • 9
  2. 評価:5.000 5.0

    2回は読んでほしい文学作品

    全体を貫く重さ、痛み、BL的な生々しさに紛れて狂気としか感じられなかったことが、謎が解けた後にもう一度読むことで、別の、優しく美しいがゆえの物語がずっしりと届いてきます。

    人としてのサガ、身勝手な大人に翻弄され、踏みにじられる、少年たちの純粋さと美しさ。

    なんのために生きているのか、生きたいから、ただ、それだけでいい。散っても、春にまた美しい花を咲かせる桜のように。
    ただ、そう思えるのに、人間は、もう1人の人間の存在と愛が必要なのだ。

    人ゆえに、歪み、狂い、
    人ゆえに赦され、生きていける。

    いろんなことを考えされられる作品です。

    • 5
  3. 評価:5.000 5.0

    読むべし

    こんなに話しの濃いBLに出会ったのは初めてです。一気に読んでしまいました。(もはや分類がBLなのかも分かりませんw)ただヤリまくるBLではなく中身のある程よいエロです。ただし暗めです。

    徐々に明かされる真実。登場人物全てに隠された過去がありそれがラストに向けて加速しながらつながって行きます。
    絵に関しても登場人物が魅力的で妖艶に描かれてます。絡みのシーンもとてもキレイです。
    読んで損はありません。この作家さんの他のシリーズも読みたくなるぐらいです。
    あなたも是非カタルシスを味わって下さい!

    • 5
  4. 評価:4.000 4.0

    考えさせられる作品

    暗いです。悲しいし、こんなことあってほしくない。読後の爽快感など皆無です。

    この作家さんの作品はコメディなど楽しい内容であっても、何かメッセージというか伝えたいものを感じます。

    時代背景も違うし書生とかそんな立場でもないし、自分には関係ない話みたいに見えますが、例えば児童虐待などは現代の社会問題でもあります。娯楽としてサラサラ読みたいときには不向きですが、一度読んでみて、何か考えるきっかけをくれる、そんな作品です。

    by 匿名希望
    • 5
  5. 評価:5.000 5.0

    好きです

    昔から渡瀬さんの作品が好きでした。
    初めてのBLでしたが、入りやすかったです。
    BL好きなひとにはありきたり?の、王道なストーリーって感じでしたが、わざとらしくなく二人が惹かれていく様が上手く描かれていました。
    勢いよく読めたので感情が掻き乱されて泣けました。
    何度も読み返しています。その度に深みに。。とりあえず読んでほしい!オススメです♪

    • 5
  6. 評価:3.000 3.0

    賛否が分かれそうな、作品だと思います。

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    攻めは、美貌の侯爵家の御曹司・蒼麿。
    受けは、一高(帝大=東大の予科)を目指し、侯爵家で働く真面目で純真な少年・正崇。

    大正9年の東京が舞台です。愛憎沼の底が深く、家族間の感情の縺れが元凶。
    かなり重苦しい展開でした。

    少年への暴行、折檻、暴力、パワハラ、嫌がらせ……。地雷満載で、途中で読み進めるのが、辛かったです。
    櫻弥(蒼真の弟)の最期も、悲劇でした。

    執事の加藤は、長年櫻弥に盲目的奉仕しますが、結局それは加藤自身の我執に拠るもので。
    櫻弥を不幸にしたのは、他でもない加藤なのに。
    ラスト加藤は、兄を慕っていた櫻弥のためにと、あることをします。が、それも自己満じゃね?!と、腹立たしい極みです。

    結末(蒼麿の生死)は、読者の解釈に委ねる形で終わります。
    自分は、残念で悲しいですが、死亡フラグ立ってると思います……。
    助けを呼ばずに、ひとり黙って、桜の木の下へ行ったので。
    それは、致命傷だと悟ったのかな、と。
    満開の桜の木の下で、「生きるよ。君が言ってくれたから。」と呟いたのは、「今、生きている自分」を生まれて初めて、肯定的に嬉しく感じたからだと思います。幸せだったと思います。事切れるまで。
    二度と会わない別離を決めた正崇を思い、「また花見をしよう」と呟いたのは、死を目前にした最期の願い、夢、希望ではないでしょうか。

    蒼麿と正崇が再会するのは、来世になるのかな(涙)

    絵は耽美的で綺麗ですし、蒼麿も正崇も魅力的なキャラでした。文語調な文体は賛否あるようですが、自分は世界観に合っていて、良かったと思います。
    最後は、この地雷満載の展開を受け入れられるか否かが、評価の分かれ目になると思うのですが、自分はごめんなさい、苦手で……。星3つでお願いします。でも、もっと高評価される方も、多いと思います。

    • 3
  7. 評価:5.000 5.0

    まいりました

    ふしぎ遊戯で渡瀬先生と出会い、でも実際には色々変な噂があるのでどうなんだろう、ファンになっていいんだろうか、玄武開伝好きなんだけれども、、、、と複雑に思っていた所であったこの作品。

    普段BL読みませんし、読むのが辛い描写も多々ありましたが。

    渡瀬先生の圧倒的な力を見せつけられた気がします。ただただ平伏すばかりです。兎に角凄い作家さんです。人間の悲しみ、憎しみ、絶望、愛されたいと求めてしまう本能、醜さ、弱さ、愛おしさ、強さ。全てを語り尽くしています。

    ついて行きます。

    by 匿名希望
    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    文学作品みたい

    メッセージ性がものすごい作品です。暗く悲しいストーリーで、娯楽としてたのしめるかというと、私は難しいかな。こんな辛いこと、昔も今も実際にあるような感じもします。考えさせられます。
    生い立ちや境遇により、辛い思いをしますが、ほんのりと愛を感じられるところ、分かり合える相手と出会えたことだけは救いだったかなと思います。
    ただただ悲惨なだけでは終わらないところが、この作家さんのあたたかいところだと思います。

    by 匿名希望
    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    作者が!

    子供の頃読んだ少女漫画が懐かしくて作者買いでした。
    内容は暗いし辛いし人間汚いって感じです。だから主人公の無垢さ、ひたむきさ、純粋で清廉な感じが強調されていると感じます。無理矢理、汚されが好きな人はどうぞ。私は刺さりました。少しダークな少女漫画じみない作品です。作品が昔の物なのでストーリーに合ってると思います。絵は今風ではないですが綺麗で画力が高いと思います。趣味の絵ではなくプロの絵。

    by This
    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    後半一気にたたみかけてくる

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    とてもよかったです。
    愛憎劇というか、でもとても純粋で…
    生い立ちが全てを狂わせたストーリーです。
    これドラマとか映画とかも良さそう。
    後半読むのを止められないくらい次から次へとたたみかけてくるので時間があるときがいいです。
    お涙ちょうだい的な話は好きではないので、そうだったらどうしようかと思いましたがぜんぜん違いました。
    スッキリする結末ではないですが、余韻はとても残ります。
    これ以外の結末はないんだろうな。

    by 匿名希望
    • 0
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全92件

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