3.0
画風が活きるストーリー
森園さんの絵は、日本人を描いたものは苦手でしたが、このお話にはとても合っていますね。テレジアの美しさがよく描かれています。
どこまで史実か、私は詳しくなくてわからないのですが、お話も興味深いです。
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森園さんの絵は、日本人を描いたものは苦手でしたが、このお話にはとても合っていますね。テレジアの美しさがよく描かれています。
どこまで史実か、私は詳しくなくてわからないのですが、お話も興味深いです。
自分の見せ方を知っている女性の怖さや、高慢さを見せつけられているようです。
しかし、奔放がゆえの悩みも描かれていたり、描写も細かいと思います。
この世界観に、いつの間にかはまってしまっている感じです。
藤本ひとみ先生の小説を昔、読んだ事があり懐かしく。また森園みるく先生の綺麗な絵に惹かれて読み始めました。世界史は余り詳しくないので、勉強になるな…と思いながら読み進めています。
欲望の。とタイトルにありますが、本当にそんな感じです。
性欲、名誉欲(承認欲求)、物欲、金銭欲、計算高さ
けれど女性にとって厳しい時代背景のせいもあって、不快感より痛快に感じました。
歴史って、勝った人の勝手な視点でしか教科書的には書かれませんが、他の視点で歴史を見てみるのは興味深いです。ただ、何でもそうですが、正しいかどうかは検証しなくてはなりません。
歴史的な背景があるということで読みごたえもありますが、恋人との絡みがワンパターンになりがちで、飽きてしまう。課金するとこるまで読み進めるだろうかと。。
実在した人物、テレジア。
少し大袈裟に描いているのかと思ってたけど、ググってみたら全然大袈裟でもなかった。藁
この時代の女性、歴史に残る女性はやはりすごい人だなと改めて実感。
生まれもっての美人は自分に自信があるんだなぁと感心しました
初恋の伯父に求婚されても冷静に仕事してないし…とか考えつくもんなんですね
私には相応しくないと
理性を奪っておいて
レビューをみて、実際する人物なんだと知りました。こんなに自分に自信がある主人公が羨ましいです。強気でいなければいけない時代だったのかもしれませんが、感情移入は無理かも。
どんな悪女の話かと思って読み始めたら、なんか憎めないかわいい女の子が頑張ってる話でした。まだ途中ですが、身分のハンディを乗り越えていく感じがよいです