5.0
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兄から見た妹。妹から見た兄。亡くなってしまってから見えてくるもの。悲しいけど、伝わってよかったねって思いました。
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兄から見た妹。妹から見た兄。亡くなってしまってから見えてくるもの。悲しいけど、伝わってよかったねって思いました。
ミステリという勿れから、きました。ちょっと怖いのがあるのかなーと思ったら爽やかなちょっと悲しいお話しでした。面白かったです。
作者買いで来ました☆
( ノ^ω^)ノ
沢山のいろんなジャンルで
どの作品も本当に素晴らしい!!!
田村さんの作品が好きなので一話読みました。
さきこさんんという妹さんをクモ膜下出血で亡くしたお兄さんの話。この先気になります。
妹の死をきっかけに、2人の距離がどんどん縮まっていく様子が、丁寧に描かれているところに田村先生の真骨頂が感じられます。皮肉にも死後、兄の方から歩み寄ることになる切なさがありながらも、志半ばで逝くまで精いっぱい生きた妹の分まで、これからの彼の人生に明るさが見えんことをと、祈らずにいられないです。
田村由美さんの作品は7seedsから入ったので、短編は新鮮でした。言葉やアイテムの関係性とか小さなことひとつひとつが意味があって、繋がっているのが田村さんの作品の好きなところです。
田村先生の作品はバサラを読み始めてからですが、思慮深いところが本当にすごくてハマります。この作品もただ生きるではなく、今を楽しむ術を教えてくれているような気がして。仕事も同じするなら楽しんでやる。そこに生きている大切な時間をどう使うか、を伝えている。そんな作品だと感じました。
田村先生の絵もするストーリーもとても好き。展開は自然なのに、何か違和感…。それが魅力です。
また楽しみが出来ました!
年齢も住む場所も離れていると、兄妹と言えども、知らない事だらけ。
歳の離れた妹の死という、ちょっとショッキングな始まりから、自分の知らなかった妹のいろいろな事柄が見えてくる。
青という色から連想されるイメージや物も巧く表現に使われていて、田村先生の引き出しの多さに改めて感服致しました。
年子の姉がいる私は、一緒に住んでいながらも、どこまで知っているのかな…と、ちょっと切なくなりました。もう少し、優しくしてあげようと思います。
歳の離れた兄妹ってこんな感じなのかな
登場人物みんな素敵すぎて悲しみの中にも温かさを感じる作品でした。
読めてよかった!