みんなのレビューと感想「極悪令嬢、転生して上司王子に溺愛されます!」（ネタバレ非表示）

極悪令嬢でも、やり直せる！

「もしも生まれ変われるのなら　私は二度と　誰かを好きになんてならないー！」
ローザの最期の言葉が、まるで呪いのように、現世の里沙に影響を及ぼしているようです。人はどれだけ償えば、過ちを許されるのでしょう…。愛されたいが故に、「魅了」の力を悪用してしまったローザですが、転生後はその言葉どおり、愛に縁の薄い生活を送っています。
　それならば、なぜローザとアドニスが同時代、同じ場所に転生したのか…これこそ神の思し召し、二度目のチャンスと思いたい。ローザの最期の叫びに対して、「そんなことは、ないんだよ」という、神サマが与えてくれたやり直しの機会的な？アドニス王子としての記憶があるかどうかでも、お話の面白さが違ってくるんだろうなぁ…。
　作家陣に白弓サン先生が名を連ねていらっしゃるので、密かにTL寄りの作品になるのでは？と期待大。里沙自身が前世の自分に負い目を感じている分、なかなかじれったい展開になりそうですが、前世では報われなかったローザの想いが、今世では成就できることを期待して、星５です。

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まだしっかりと読んでいませんが私はめちゃくちゃ好きなストーリーです。これからたくさん読んでいきたいです