5.0
なんということでしょう。
お兄ちゃん的存在の幼なじみがハイスペ過ぎて
恋愛感情というより推しとして、ずっと好きだった主人公
海外で医師として働く彼が、同じ職場にやって来る…
って序盤の流れが、少女漫画あるある展開で
そんな奇跡の偶然あり得るかよ〜って思ってたら…
全ては最初から仕組まれた罠だったとは
いやはや、やられちゃったよね。
瑞樹の一途でいて歪んだ純愛(敢えて)は
ともすれば恐怖にも感じるけれど
彼の生い立ちや育ってきた環境を考慮すれば
その強引さが、一概に悪とは言い切れず。
むしろ主人公を好き過ぎるがゆえの
不器用で純粋な愛なのかな、と。
その証拠に彼は力ずくで、彼女の心まで支配しようとしない。
いくら外堀をガチガチに固めたところで
いちばん大切な『感情』までは動かせない事を理解しているから。
きっとこれから、じっくり時間をかけながら
彼女の方から求め、離れられなくするように仕掛けていくんだろうね。
どんな作戦企てるのか…あぁ…たのしみ笑
- 6