4.0
しっかり令嬢と策士な王弟殿下
主人公の2人の個性が、とても丁寧にえがかれていてお似合いのカップルです。
容姿だけでなく努力家のヒロインですが、かなり鈍いのと無鉄砲と思われますが、そこは物語だからと納得しました。
サブキャラの部下達との旅の道中も楽しくよみました。
気になったのは賢王と呼ばれているのに王太子を押さえきれず、あんまりな気が。ラストにかけて急な展開になりますが、賢王って言えるのか。ヒーローが王様になった方が出来た王妃とともに国が栄える気がしていまい、ヒロインも1度は王妃としての覚悟を持っていたのに、領民の幸せだけで良いのかな?と矛盾が。
せめて序盤で第2王子を登場させてヒーローとの絡みがあれば、ストーリー的にも納得がいったと思います。
とても、好きな作家さんなので題名がイマイチ苦手でしたが、トータル的には楽しく読めました!
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