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友人関係なのに好きだったと言う複雑な気持ちを持っていて、抑えられなくなってしまったー。ドキドキな話です。
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友人関係なのに好きだったと言う複雑な気持ちを持っていて、抑えられなくなってしまったー。ドキドキな話です。
はじめは時系列が前後して分かりにくいかもしれないけど、そのまま読み進めて欲しい。
誰も悪くない、優しい人はかりが登場するのに、やっぱりせつない。
恭一くんが「これからは、待ってるだけじゃだめなんだ…」とドアの前で泣きはじめたあたりから、涙が止まらなかった。
に感じました。
深くて、すごく幸せな(障害はもちろんつらいことだけど)お話でした。
『糸永くん…』が大好きな作者さんで、新作も迷わず購入しましたが、とても良かったです。
オススメです。
特に後半、止まらなかったです。
男2人の恋物語、というよりヒューマンドラマというか…軸の2人は勿論、灯さんにお父さんに…色々な人の目線に立っては涙が溢れてきました。
最初は「?」な話の入り方だな、各話のタイトルが特徴的だな、位に思っていましたが展開を理解すると納得。
切ない、苦しい、未来、希望、幸せ…感情のまま一気読みしてしまいましたが、もう一度じっくり読みたいと思います。
作者さん買い。
なかなかのボリューム。
新しいことを覚えていられないことで辛くて切なくもあり、少しの幸せを感じたり感情を揺さぶられました。
恭一がミチの隣にいてくれて良かった。
ミチがたった1日を何度も繰り返しているのに、同じ日は一度も無く、繰り返すごとに息が詰まり込み上げてくるものがありました。
このお話がどう着地したらハッピーエンドになるのだろうと思ってましたが、とても良かったです。
道夫は21歳の時に事故に遭い、それから毎日起起きる度に記憶がリセットされ、事故前の記憶しかない。
恭一をずっと好きで、気持ちを断ち切ろうとした。記憶障害を理解してくれるカオリと、一緒に乗り越えようと結婚もしたけど、自分のしてきたコトに、罪悪感を持つ。
一方で、エッチをする度、道夫は恭一が経験豊富だと思い込んでしまっている。それが切ない。
記憶がリセットされてしまうため、道夫の中ではカウントされないからだ。逆に、恭一の中では回数が増えていく。
事故に遭ってからの8年間、恭一もずっと道夫の事を想っていた。
この切ない両片思いで、周りの人の温かさや繋がりを感じられるお話です。
大好きすぎる作家さんで新作即買いしました( ; ; )
切なすぎて胸が苦しい…。
お父さん凄い懐が深い…。
周りがみんな優しい世界なのに、なんでこんなに切なくて苦しいのか…。
どんなに忘れても好きな人は変わらない。
アカリさんは最終なんで簡単に結婚なんて言ったのかな…?って思いました。
自分の境遇からミチのお母さんお父さんが理想でその中に自分も入りたかった。
結婚するのにみんな色々理由はあると思うけど、ミチに好きな人がいない前提で勝手に思い込んでいるし、ミチも男が好きなんてもちろん言えないをだけど、、。
結婚で上手くいかなかったのはやっぱりミチに好きな人がいたからだと思う…。
アカリさんがいてくれた事で助かることもあったかもだけど、居なくてもお父さんとミチでやっていけたと思うし、アカリさんも結局寂しい人なのだろうと思う…。
切なさがあと引くけど、とても深いお話でした!